就職活動を始めるにあたって | バリアフリー情報
今回のテーマは「バリアフリー情報」。社会の中にはさまざまなバリアフリーがあります。就職活動中や働く企業内ではどのようなバリアフリーが実施されているのでしょうか。今回は就職活動におけるバリアフリー情報を紹介します。
バリアフリーとは・・・
バリアフリーとは、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障がいや精神的な障がいを取り除くことをいいます。障がいのある方が仕事をする上で、バリアフリーはとても重要な事です。「どのような環境で働くのか」ということも、業務内容と同様に事前に充分に調べておきましょう。
選考でも配慮してもらえるの? 選考過程での配慮
就職活動においては、選考過程での配慮が必要な場合があります。企業側も選考過程からさまざまな配慮を行っています。必要な場合は事前に人事担当者に相談してみましょう。
- 職場見学の実施
 - 職場のバリアフリー設備や施設、環境を見学したいという求職者からの希望は多いようです。事前に企業内の環境を知っておくことはとても重要です。
 - 先輩社員との面談
 - 実際に職場で働く社員と面談をすることで、入社後のイメージを膨らませることができます。特に障がい者採用で入社した先輩社員からは、業務内容だけでなく職場環境についても参考になる話が聞けるようです。
 - 試験時間の設定
 - 選考試験を行う時間についても、配慮をしている企業は多くあります。通院や移動手段といった理由で試験時間の調整が必要となった場合は、人事担当者へ相談してみましょう。
 - 面接場所の設定
 - 試験時間と同じく、面接会場への配慮も行われています。長距離の移動をせずに済むような会場を使う、といったことが配慮となります。
 - 手話・筆談による面接
 - 求職者によっては、通常の面接ではなく手話や筆談を必要とするケースもあります。その際には手話通訳者同席での面接や、場合によっては担当者と筆談による面接を行う企業もあるようです。
 
CheckPoint
合同企業面談会『サーナ就職フェスタ』の場でも、バリアフリー設備をはじめとした配慮が行われています。手話通訳と要約筆記、点字資料の用意などがそれにあたります。また、いずれの会場でも車椅子での来場が可能なようにスロープや車椅子用トイレ、スタッフによる誘導を行っています。
- 手話通訳
 - 腕章をつけた手話通訳者が企業ブース周辺では常時待機しています。面談に同席し、人事担当者と求職者のコミュニケーションをサポートします。
 - 要約筆記
 - 手話通訳者と同様、企業ブースや受付周辺に常時待機しています。面談への同席も可能で、筆談や面談内容の要約をサポートします。
 - 盲導犬
 - フェスタ会場へは、盲導犬の入場が可能となっています。
 - 車椅子用トイレ
 - 各会場には、車椅子でも利用できるトイレが設置されています。