就職活動を始めるにあたって | バリアフリー情報

今回のテーマは「バリアフリー情報」。社会の中には様々なバリアフリーがあります。就職活動中や働く企業内ではどのようなバリアフリーが実施されているのでしょうか。今回は就職活動におけるバリアフリー情報を紹介します。

バリアフリーとは・・・

バリアフリーとは、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障がいや精神的な障がいを取り除くことをいいます。障がいのある方が仕事をする上で、バリアフリーはとても重要な事です。「どのような環境で働くのか」ということも、業務内容と同様に事前に充分に調べておきましょう。

会社内にはどんな設備があるの? 会社内のバリアフリー

会社の中にも、バリアフリーの設備はあります。障がい者採用に積極的な企業では、どのようなバリアフリー設備があるのでしょうか。

社内におけるバリアフリー

車椅子を利用する方には

スロープや段差の解消に加えて、車椅子用トイレを設置する企業が増えています。社内に何カ所か設置されているところもあれば、各フロアに1カ所ずつ車椅子用トイレを設置している企業もあります。
また、トイレの他にも車での通勤を考えている方にとっては、駐車場の有無も重要です。通常の駐車スペースよりも乗り降りがしやすい障がい者用の駐車スペースがある企業もあります。

車椅子用トイレと駐車場

仕事中の体調管理の不安

仕事中に体調が悪くなってしまったら…など、健康管理に不安があるという方のために、福利厚生の一環として社内に医療室や健康管理室を設けている企業もあります。健康管理のほかにも、健康相談や検診を行えることによって、健康面の不安を取り除き安心して仕事に臨める環境を整えます。

健康相談

パソコンなどのツールは?

近年では、ほとんどの企業では業務にパソコンを使用しています。視覚障がいのある方でも利用できる点字パソコンや音声ソフトも普及しており、最近では導入している企業も増えてきています。

そのほかにも、自動ドアの導入や廊下への手すりの設置、盲導犬の受け入れなど、各企業ではさまざまな取り組みのもと、バリアフリーの充実が図られています。会社内での設備については、情報誌『サーナ』や『WebSana』の「雇用実績」、または「障がいへの配慮」の項目で知ることができます。利用する際には重要な項目になりますので、チェックしてみましょう。