面接・選考時のアドバイス | 面接《知識編》

就職活動のカギを握る面接の情報を、《知識編》と《実践編》《応用編》の3回に分けてお伝えします。《知識編》としては、面接の種類や面接マナーなどの基本知識をご紹介。本番に向けて、面接とはどういうものか、を理解しておきましょう。

面接とは…

就職活動の最大のポイント、といっても過言ではない「面接」。企業はあなたという人物をもっとよく知りたくて面接を行います。ですから、自分をアピールする絶好のチャンスでもあるのです。そのチャンスを活かすために、できるだけ多くの情報を集めて事前準備を怠らないようにしましょう。

面接前に必ずチェック! 面接マナー

面接で接する人はすべて目上の人です。
失礼があってはもちろんいけませんが、逆に好印象を与えることができればイメージアップへとつながります。
面接では特に、態度・礼儀が見られるので普段から心がけるようにしましょう。

身だしなみ

身だしなみもマナーの一つです。
重要なのは、相手に好感を与えられるかどうかということです。
極端に気を使うことはありませんが、今一度自分の身の回りをチェックしてみましょう。

男性

  1. 髪型

    髪の毛の長さに気をつけましょう。
    前髪が長すぎると、暗い印象を与えてしまいます。

  2. ネクタイ

    派手すぎる柄は控え、スーツに合ったものを選びましょう。

  3. スーツ

    紺やグレーの背広が一般的です。
    皺が寄ったり汚れていないかチェックしましょう。

  4. 靴の汚れは意外と目立つものです。
    磨いてあるか事前に確認しましょう。

女性

  1. 髪型

    髪が長い人は後ろで束ねて清潔感を出しましょう。

  2. メイク

    ナチュラルメイクを心がけましょう。
    特に口紅の色や眉の細さには気をつけましょう。

  3. アクセサリー

    ネックレスや指輪などの装飾品は、大きいものや目立ちすぎるものは避けましょう。

  4. スーツ

    色は紺色・グレー・黒などが無難です。
    スカートの場合は、丈の長さにも注意しましょう。

あいさつ

あいさつは基本中の基本です。
面接開始時の「よろしくお願いします」
面接終了時の「ありがとうございました」
この2つは忘れないようにしましょう。

また、面接官でなくてもすれ違う社員にはきちんと挨拶をしましょう。
面接に来ている以上、常に見られていると意識しましょう。

言葉づかい

面接での言葉づかいには注意が必要です。
普段通りの自分をアピールしたいからといって、友達と話すような言葉づかいではかえって不快感を与えてしまいます。
最低限の敬語は面接前に身につけておきましょう。

尊敬語
目上の方に対し、敬って相手の立場を高める表現です。目上の方の動作に対して使用します。
謙譲語
自分がへりくだることで相手に敬意をあらわす表現です。自分の動作に対して使用します。

下記は面接で使用する代表的な敬語表現です。
間違った敬語を使っていないかチェックしてみましょう。

通常の表現尊敬語謙譲語
言うおっしゃる申す・申し上げる
見るご覧になる拝見する
聞くお聞きになるうかがう・拝聴する
するなさる・されるいたす
行くいらっしゃる・行かれる参る・うかがう

面接中でも、ふとした拍子に普段の言葉づかいが出てしまうことがあります。
日ごろから言葉づかいに注意を払うことも重要です。

面接マナーが理解できたら、いよいよ本番へ・・・
質問への答え方や内容などは、次回《実践編》でご紹介します!!

面接《実践編》では・・・

  • 本番前のチェック項目
  • 入退室のルール
  • 「志望動機」「自己PR」などよくある質問への対策

など、面接本番で役立つ情報をお伝えします!!