面接・選考時のアドバイス | 面接《知識編》
就職活動のカギを握る面接の情報を、《知識編》と《実践編》《応用編》の3回に分けてお伝えします。《知識編》としては、面接の種類や面接マナーなどの基本知識をご紹介。本番に向けて、面接とはどういうものか、を理解しておきましょう。
面接とは…
就職活動の最大のポイント、といっても過言ではない「面接」。企業はあなたという人物をもっとよく知りたくて面接を行います。ですから、自分をアピールする絶好のチャンスでもあるのです。そのチャンスを活かすために、できるだけ多くの情報を集めて事前準備を怠らないようにしましょう。
グループディスカッションとは? グループディスカッション
近年取り入れる企業が増えているグループディスカッション。
面接官からの質問に答える一般的な面接とは違い、与えられたテーマについて受験者同士が討論を行う特殊な面接です。
積極的に発言できているか、発言の内容、討論においてどのような役割を担っているか、といった点が評価の対象となります。
グループディスカッションの流れ
まずは役割を決めよう!
グループディスカッションでは、グループ内での役割分担が重要です。
- 議長
- 討論の司会進行役。リーダーシップを発揮して討論をまとめます。
- タイムキーパー
- 討論は限られた時間の中で行われます。時間配分を決めるのが役割です。
- 書記
- 討論の内容を記録する役割です。結論をまとめて発表することもあります。
以上が主な役割です。
当然、議長を務める人物はリーダーシップが発揮できれば好評価につながります。
また、タイムキーパーや書記も討論を進める上では不可欠な役割です。
積極的に役割を担っていきましょう。
ポイントを押さえて討論をしよう!
グループディスカッションでは、グループ内での役割分担が重要です。
積極的に発言する
まずは、自分の意見をまとめ、明確に伝えることを心がけましょう。
議題を正しく理解する
何について討論するのかを正確に把握しましょう。的外れな意見は討論の妨げになり、マイナス評価です。
ほかのメンバーの意見を聞く
自分の意見を主張することも大事ですが、グループディスカッションの目的はグループとして意見をまとめること。
無理に自分の意見を通そうと相手の意見を批判するばかりでは、討論はまとまりません。
討論で得られた結論をまとめよう!
代表者が討論の内容と結論を発表します。
分かりやすく簡潔に発表するよう心がけましょう。討論の最後に意見をまとめる時間を設けましょう。
グループディスカッションの議題例
- 新商品のアイデア
- 世情に対する知識(携帯電話について、など)
- トラブルへの対処法
- 企業のキャッチコピー
- 時事ニュースについての意見
どんなテーマにも対応できるよう、日ごろからさまざまなことに興味を持ち、自分の意見をまとめておくようにしましょう。