エントリー・面接前の準備とテクニック | 論文・作文の書き方
近年、論文や作文を筆記試験に課す企業も出てきており、重要度が高まっています。内容次第では大きく加点され採用に結びつくケースもありますので、十分対策を練って臨みましょう。
論文・作文の書き方とは・・・
今回は『論文・作文の書き方』についてお伝えします。企業側には書き手の考えや価値観が反映される論文・作文から、人物、適性、能力などを総合的に判断しようという意図があります。文章を書くコツが分からず悩む人も多いと思いますが、以下に挙げるポイントを押さえ、苦手意識を克服しましょう!
最後にこれをチェック! チェックポイント
POINT 1「熱意」をチェック!
志望意欲は文章量に比例します。改行が多いなど文章量が極端に少ない場合はこの時点で不合格とされます。指定した文字数や枚数の9割以上を書くようにしましょう。
POINT 2「文字」をチェック!
内容がいくら良くても、乱暴な字、読みづらい字、クセ字など外見が悪ければ、読む前に敬遠されてしまいます。読む人のことを考えて「下手でも丁寧」に書きましょう。また、誤字脱字のある文章も、注意力がないとみなされてしまいますので、注意しましょう。
POINT 3「形式」をチェック!
文章としての形式をなしているか、文法的に読める文章かをチェックしましょう。主語と述語の関係や内容の趣旨が明確かを見ましょう。また、文体(『です・ます』『である』)が揃っているかも確認しましょう。
POINT 4「文章力」をチェック!
理解しやすく正確・丁寧な文章表現か、全体的なまとまりや構成を確認しましょう。テーマから逸脱した内容になっていないかどうか、一通り読み返してみましょう。
POINT 5「個性」をチェック!
最後の難問がこの「個性」です。採用担当者はテーマに対しての答えを求めているわけではなく、あなたの考えを知りたいのです。自分の意見や考えがきちんと述べられていることを確認しましょう。
作文や小論文は、日頃から書き慣れておくことが大事です。原稿用紙を用意して、最初は数行でも良いので練習してみましょう。基本的なポイントを押さえ、読み手に分かりやすい作文や小論文を書けるようになりましょう。