面接・選考時のアドバイス | 選考でよくある質問
書類選考や面接の際に人事から質問を受ける内容や、回答のポイントをお伝えしていきます。ポイントを押さえて選考に臨みましょう。
選考でよくある質問とは・・・
今回は『選考でよくある質問』についてお伝えします。選考で受ける質問には、それぞれ答え方のコツがあります。ポイントをつかんでいる回答とそうでないのとでは、人事が受ける印象も大きく違いますので、今回お伝えするポイントをつかんで、準備をしてみましょう。
障がい内容について
代表的な質問
質問の意図
どのような障がいかを知ることはもちろん、実際に働く上で、どのような配慮やサポートが必要か、できる仕事とできない仕事は何かを把握しようとしています。入社した会社で無理なく働くためにも、自分の障がいを正しく、分かりやすく伝えることを心がけましょう。
具体例1Q 障がい内容について説明してください
良い例
○○という病気のため、心臓に障がいがあります。等級は3級です。日常生活で症状が出ることはありませんが、運動は止められているので、長時間歩いたり、体に負荷がかかる仕事はできません。それ以外は特に問題はありません。
悪い例
心臓に障がいがありますが、特に症状が出ることはありませんので、職を選ばずに何にでも興味を持つことができます。仕事もできる限り頑張っていきたいと思います。
CheckPoint
- 人事の方はすべての病名や詳しい症状まで熟知しているわけではありません。病名や障がい名だけでなく、どのような症状が出るのか、どの程度のものかというところまで伝えましょう。
- 具体的な度合いを伝える時には、日常生活に置き換えて説明しましょう。
- 仕事に対する熱意を示すのは大事ですが、入社後にミスマッチが起こるのを防ぐためにも、きちんと相手が理解できるように説明しましょう。
具体例2Q 必要なサポートや配慮はありますか
良い例
足が不自由なので、自宅から通える範囲内の勤務地を希望します。通勤については、電車での移動も可能ではありますが、満員電車での移動が難しいので、時間差通勤か、自家用車での通勤を許可いただけると助かります。
悪い例
足が不自由なので、自宅からの通勤を希望します。また、電車での移動が難しいので、できれば勤務地も近くがいいです。
CheckPoint
- できないことや難しいことを伝えるのは重要ですが、できないことばかり伝えるのではなく、解決策や提案も合わせて伝えるようにしましょう。良い例のように、どのような配慮があればできるのかを伝えて前向きな姿勢をアピールしましょう。
- 求める配慮点は「あれば良い」と「必須で欲しい」に分けて説明しましょう。「必須」と「あれば良い」が混同してしまうと、企業にしてみれば「全部クリアできなければ採用できない」と思われてしまいますので、分けて伝えるようにしましょう。