エントリーするにあたって | 社風
応募する予定の企業の雰囲気はチェックできていますか?ミスマッチを防ぐためにも社風を事前に確認しておきましょう。
社風とは…
社風とは、会社案内や『会社四季報』などだけでは掴みにくい情報、つまり「会社独自の雰囲気」のことを言います。ここでは、社風とは何か、また社風に関する情報収集の仕方や、得た情報の活かし方について学んでいきます。社風について理解を深め、自分に合った1社を見つけていきましょう。
社風・雇用上の配慮点のチェックポイント
皆さんはどのような企業で働きたいと考えていますか?
職場は、1日の3分の1以上を過ごす場です。
どんなに知名度が高い会社であっても、興味のある業種や職種であっても、その企業の雰囲気や価値感など、企業独特の「社風」があなたに合わなければ、居心地は悪く感じてしまうでしょう。
従って、就職活動においては、自分にはどのような社風が向いているのかを考えることが大切です。
では、社風はなぜ企業によって異なってくるのでしょうか?
- 経営者や社員の意識・考え方が異なるため
- 組織は社員により構成されており、集まる人によって雰囲気が異なるため
⇒社風は経営者や社員の意識が色濃く表れた「性格」のようなものと言えます。
また、この「性格」は下記の内容によっても異なってきます。
社風の一般的な違いはどんなことから出てくるのでしょうか?
- 1. 業種による違い
- メーカー、商社、マスコミ、金融など
- 2. 企業規模による違い
- 大手企業や中小企業、ベンチャー企業など
上述の企業規模による違いについて、具体的にみていきましょう。
1. 大手企業の特徴
- 安定しており、知名度や信用度も高い
- 若手社員の発言力があまり強くない
- 全体としての教育制度が整っている
2. 中小企業の特徴
- 経営者との距離が近く、会社全体を見ることができる
- 早いうちからさまざまな仕事を任せてもらえる
3. ベンチャー企業の特徴
- 個人の能力が問われるため、教育を受けるより、自己啓発にて成長できる
- 企業の成長を感じることができる
⇒このように、社風は業種だけではなく、会社の規模や経営者の考え方の影響を大きく受けてできあがるものだと言えます。
NG
- 興味のある業界の企業をとにかくすべて受けていく
Good
- 興味のある業界を絞り、さらにどのような社風で仕事をしたいかで企業を絞る