エントリー・面接前の準備とテクニック | 職種研究

今回は『職種研究』についてご紹介します。就職活動にあたって自己分析や業界研究と同様に重要なのが『職種研究』です。さまざまな職種を研究して、自分に向いている仕事、やってみたい仕事を絞り込んでいきましょう。

職種研究とは・・・

職種研究は業界研究と並ぶ企業選びの第一段階です。就職というと多くの人は企業名を思い浮かべますが、大切なのは『その企業でどんな仕事ができるか』です。仕事内容が自分の能力や適性にあっていなければ、最終的にミスマッチの原因にもなりかねません。まずはどのような職種があるのかを知って、自分に向いている仕事は何かを考えて見ましょう。

自分に向いた仕事をみつけよう 志望職種のみつけ方

職種を調べたら、次に自分の志望職種を絞り込んでいきましょう。下記は、一般的な志望職種の絞り込み方の流れです。それぞれの項目において、自分の研究結果を当てはめてみましょう。

  1. 興味のある職種は何か

    将来働きたいと思う職種や興味を持っている職種を挙げてみましょう。

  2. 具体的な仕事内容は何か

    職種研究を行った結果をもとに、興味を持っている職種で実際にどんな仕事ができるのかを具体的に挙げてみましょう。

  3. 必要な能力・資格などはあるか

    その職種で必要な資格やスキル(能力)を挙げましょう。 また、自分が持っている資格などで、役立つものは無いか考えてみましょう。

  4. なぜ興味があるのか

    その職種に興味を持ったきっかけや、その職種のどのような点に興味を持っているのかを具体的に挙げてみましょう。

  5. 自分をどのように活かすか

    自己分析の結果をもとに、自分の能力や性格がその職種にどのように活かすことができるか、志望職種と適性があっているかを考えてみましょう。

  6. 志望職種決定!

    最終的に志望職種が絞り込めたら、その職種で仕事ができる業界や企業を探していきましょう。

CheckPoint 職種の将来性・汎用性を見極める

今人気がある職種だからといって、将来ずっと人気があるとは限りません。職種を決めるときは、現在の自分の興味や適性だけでなく、将来性を見極めることも重要です。たとえば総務や経理といった職種はどの企業でもありますし、営業力や企画力はどの企業でも必要とされるスキルです。ただ漠然と自分のやりたい職種ばかりをみつけようとするのではなく、将来的に長く働ける職種を選ぶことも重要です。