エントリー・面接前の準備とテクニック | 職種研究

今回は『職種研究』についてご紹介します。就職活動にあたって自己分析や業界研究と同様に重要なのが『職種研究』です。さまざまな職種を研究して、自分に向いている仕事、やってみたい仕事を絞り込んでいきましょう。

職種研究とは・・・

職種研究は業界研究と並ぶ企業選びの第一段階です。就職というと多くの人は企業名を思い浮かべますが、大切なのは『その企業でどんな仕事ができるか』です。仕事内容が自分の能力や適性にあっていなければ、最終的にミスマッチの原因にもなりかねません。まずはどのような職種があるのかを知って、自分に向いている仕事は何かを考えて見ましょう。

事務系職種・営業系職種について知ろう いろいろな職種1

業界や企業によって差がありますが、大きく分けると『事務職』『営業職』『技術職』『専門職』の4つに分けることができます。ここではまず、『事務職』『営業職』についてご紹介します。

マークのついている職種はWebSanaの職種検索が利用できます。求人情報を検索する際に役立ててください。

事務職

企業という組織を効率よく円滑に機能させる業務です。多くの企業で事務職の採用が行われています。

一般事務 
企画書などの文書の作成・電話応対・来客応対など、企業の庶務的な業務を担当します。
営業事務 
商品情報や売上などの管理、電話応対、データ入力など、営業職のサポート的な業務を担当します。
総務 
企業全体の管理運営、従業員のサポートや福利厚生、受付、慶弔管理などを担当します。
人事 
企業の採用や人事異動、労務管理、社員教育、退職手続きなどの人材にかかわる全般の業務を担当します。
経理・財務 
資金の管理・運用、支払い、財務管理などを行います。社員の給与計算などを担当している企業もあります。
法務・知的財産・特許 
商標や特許権などの知的財産の管理、訴訟など法にかかわる業務を担当します。
企画・マーケティング 
市場の動向を探ったり、調査・分析を行い、商品開発・店舗開発などにつなげていく仕事です。
宣伝・広報 
商品のPR活動を行います。カタログ制作やポスター・CMなどの制作など、企業によって内容は多岐にわたります。
秘書
上役の方が仕事がしやすいように管理する役割を担います。スケジュール管理や電話や来客の応対などが主な仕事です。

営業職

企業の収入源となる商品を扱う仕事です。大きく分けて『営業系』と『販売系』に分かれ、企業や業界によって扱うものや商品が異なります。

個人向け営業
個人宅訪問や個人向けに電話セールスなどを中心に営業を行います。
法人向け営業
市場動向や企業ニーズを踏まえて新商品の提案や活用方法のアドバイスを行います。
スーパーバイザー 
複数の店舗の運営や統括を行います。販売促進や、店長をはじめとするスタッフの管理教育も担当します。複数の店舗の運営や統括を行います。販売促進や、店長をはじめとするスタッフの管理教育も担当します。
バイヤー 
物を買い付ける仕事です。売れ筋の品物を見極め、適正な金額で商品を仕入れる役割を担います。
販売スタッフ・接客 
店舗で来店客の応対を行います。お客様それぞれの好みに合わせた商品やサービスの提案をすることが中心となります。