エントリー・面接前の準備とテクニック | 手紙・メールの書き方
今回は、日常で使われる手紙やメールの書き方の特集です! 普段使っている人も、そうでない人も今一度確認の意味を込めて見直しましょう。社会人として知っておいたほうがいい手紙の書き方・メールの書き方を紹介します。
手紙・メールの書き方とは・・・
ビジネスにおいて手紙のやりとり、メールのやりとりは、日常茶飯事に行われています。たとえば、手紙は正しく書けているのに、封筒宛名の書き方を間違っていたら、すべてが台無しになります。メールも同じです。社会人としてとても重要なことなので、正しい知識を身につけて、今後に活かしましょう。
正しい手紙の書き方を知っておきましょう 手紙の書き方
手紙の正しい書き方
改まった手紙を書く場合、便箋の色は白無地を用います。カラーや模様の入った便箋、横罫の便箋は、親しい相手に宛てる場合に使用するのが一般的です。白文面が1枚で終わってしまう場合には、紙の便箋をもう1枚つけると良いでしょう。
文章の書き方
頭語・結語の代表的な例
ふつうの手紙
頭語 | 結語 |
---|---|
一筆申し上げます / 拝啓 / 拝呈 | かしこ(女性用) / 敬具 / 拝具 / 敬白 |
改まった手紙
頭語 | 結語 |
---|---|
謹んで申し上げます / 謹啓 / 謹呈 / 恭啓 | 敬具 / 頓首 / 謹白 |
前文を省略する場合
頭語 | 結語 |
---|---|
前略ごめんください / 前略 / 冠省 / 略啓 / かくし | かしこ(女性用) / 草々 / 早々 / 不一 |
急用の手紙
頭語 | 結語 |
---|---|
とり急ぎ申し上げます / 急啓 / 急呈 / 急白 | ごめんくださいませ / 敬具 / 草々 / 不一 |
返信の手紙
頭語 | 結語 |
---|---|
お手紙拝見しました / 拝復 / 復啓 / 謹復 / お返事ごとまで | かしこ(女性用) / 敬具 / 拝具 / 敬白 |
重ねて出す場合
頭語 | 結語 |
---|---|
重ねて申し上げます / 再啓 / 再呈 / 追啓 | ごめんくださいませ / 敬具 / 敬白 / 拝具 |
Point1
- 手紙文は、一般的に頭語で始まり、結語で終わります。頭語と結語は対応したものが決まっており、正しく遣うことが必要です。
- 女性が用いる結語に「かしこ」がありますが、これには頭語を用いません。
時候のあいさつ
「時候のあいさつ」とは季節や相手の安否について書くもので、頭語の後に続けます。
1月 | 初春の候 / 新春の候 / 寒に入り / 厳寒の候 |
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2月 | 晩冬の候 / 向春の候 / 余寒の候 / 梅香匂う頃 |
3月 | 早春の候 / 仲春の候 / 春暖の候 / 霧立つ春 |
4月 | 陽春の候 / 春和の候 / 桜花爛漫の候 / 桜花匂う頃 |
5月 | 晩春の候 / 薫風の候 / 新緑の候 / 薄暑の候 |
6月 | 向暑の候 / 入梅の候 / 長雨の候 / 梅雨の候 |
7月 | 盛夏の候 / 仲夏の候 / 真夏の候 / 早星の候 |
8月 | 残暑厳しき折 / 晩夏の候 / 暮夏の候 / 新涼の候 |
9月 | 初秋の候 / 爽涼の候 / 月愛でる頃 / 白露の候 |
10月 | 仲秋の候 / 清秋の候 / 秋冷の候 / 紅葉の候 |
11月 | 晩秋の候 / 向寒の候 / 落葉舞う頃 / 初霜の候 |
12月 | 師走の候 / 寒冷の候 / 初氷の候 / 年の瀬を迎え |