エントリー・面接前の準備とテクニック | 就活マナー

エントリーシートや面接など、就職活動の中で不安なことは沢山ありますが、前提として身につけなければならないのが、「就活マナー」です。「恥をかかない就活マナー」では、電話、Eメール、手紙、敬語など色々あります。今回は、そのような基礎的なマナーを身に付けましょう!

就活マナーとは・・・

第一印象の決め手は、髪型や服装などの身だしなみや話しているときの表情、そして言葉づかいです。挨拶やちょっとした言葉づかいで、あなたの印象は大きく変わります。普段使い慣れているEメールや電話などですが、これにもきちんとしたマナーがあります。これらのマナーをきちんと覚え、採用担当者に好印象を与えましょう。

敬語は就職活動に必要不可欠! 敬語

正しい敬語の使い方

就職活動にあたって、必ず身に付けなければならものが“常識をわきまえた言葉づかい=敬語の正しい使い方”です。敬語が自由に使えれば、それが自然に自己PRにつながります。完璧な社会人言葉ではなく、学生らしい好感のもてる、さわやかで節度ある言葉で話しましょう。まずは、敬語の使い方のポイントをしっかりつかんでおきましょう。

よく使う動詞の尊敬語と謙譲語
通常の表現尊敬語 (相手に使う)謙譲語 (自分に使う)
する・やるなさる・されるいたす
いるいらっしゃるおる
言うおっしゃる申す・申し上げる
話す話される・お話しになる申す・申し上げる
聞くお聞きになるうかがう
行くいらっしゃる・行かれる参る・うかがう
来るお越しになる・おいでになる参る・うかがう
見るご覧になる拝見する
知るご存じ…存じ上げる
会うお会いになるお目にかかる
待つ待たれる・お待ちになるお待ち申し上げる
与えるくださる・たまわる差し上げる
もらう受け取られるいただく
伝言するおことづけ…申し伝える
注意すべき表現
通常の表現ふさわしい表現
会社御社(おんしゃ)・貴社(きしゃ)
わたし私(わたくし)
~といいます~と申します
どうもすみません失礼いたしました・申し訳ありませんでした
すみませんが恐れ入りますが
悪いのですが恐縮ですが・お手数ですが
どうでしょうかいかがでございましょうか
これでいいでしょうかこちらでよろしいでしょうか
やってくれませんかお願いできませんでしょうか
電話してくださいお電話をいただけませんでしょうか
待ってくれませんかお待ちいただけませんでしょうか
いいです結構です

敬語の種類と注意点

  • 目上の人へ敬意を表す「尊敬語」
  • 自分をへりくだることで間接的に敬意を表す「謙譲語」
  • ていねいな表現をすることで敬意を表す「丁寧語」

主に上記の3つに分類されます。尊敬語と謙譲語は間違いやすいので注意しましょう。また、敬語を重ねて使う“二重敬語”は誤りです。