就職活動を始めるにあたって | 書類作成と面接での自己PR~実践編2~

今回は『書類作成と面接での自己PR~実践編2』として、「履歴書・職務経歴書での自己PR」と「面接時の自己PR」についてご紹介します。

書類作成と面接での自己PR

自己PRというと面接時のことを思いうかべるかもしれませんが、履歴書にも自己PR欄があります。今回は書類作成時と面接時の自己PRのポイントについてご紹介します。

自己PRの例文についてご紹介します 自己PRの例

自己PR例

例)下肢障がい(車椅子利用)、趣味からのアピール

私は趣味で車椅子マラソンをしています。障がいのために行動範囲を狭めないよう知識もないまま思いきって始めたのですが、今では知らない街の景色を楽しんだり、人との出会いの中で新しい発見があったりして、とても新鮮な毎日です。ここ数年では、レースにも出場し、毎年少しずつですが順位も上げています。目標を設定して練習量を増やすことで、かなり体力もつきました。家族や友人からは、車椅子マラソンを始めてから以前よりも行動的で明るくなったといわれています。今後も練習を続け、記録を伸ばし、人間的にもさらに成長したいと思っています。

このように障がいの内容も含めて人事担当者に自分をアピールすることができると良いでしょう。障がいはあるが、このようなことを実現させた、自分の障がいについてどう考えているかなど、障がいについて企業側へ伝えることは今後働く上でも大切なことであり、人事担当者にとっては事前に確認しておきたいことでもあります。

また、「障がいの内容について教えてください」などと質問されることもあるかもしれません。その場合も、「私の障がいは○○です」と言うだけではなく、できる限り人事担当者に安心感を与えるようなコメントつけて伝えることができれば理想的です。