就職活動を始めるにあたって | 書類作成と面接での自己PR~実践編2~

今回は『書類作成と面接での自己PR~実践編2~』として、「履歴書での自己PR」と「面接時の自己PR」についてご紹介します。

書類作成と面接での自己PR

自己PRというと面接時のことを思いうかべるかもしれませんが、履歴書にも自己PR欄があります。今回は書類作成時と面接時の自己PRのポイントについてご紹介します。

面接時の自己PRを考えよう! 面接での自己PR

面接での自己PRで必要なことは「会話をしているという意識」

履歴書で書いた自己PRをそのまま暗記して読み上げたりしていませんか? それではコミュニケーション能力、対応能力がない人なのだと思われるだけではなく、自分の考えがないのでは?と思われてしまいます。あくまでも履歴書に書いた自己PRをベースに、面接では話をふくらませるようにしましょう。人事担当者は、あなたを知るためにあなたと会話をしたいと思っています。自分を知ってもらうためには、一方的に話すのではなく「会話」が必要です。「相手が求めていることは?」「何を知りたいのか?」など質問の内容や話の流れから、自分が話すべきことをきちんと理解した上で、相手に伝えるということを心がけましょう。

面接でも自己PRを問われる理由とは?

企業の人事担当者は、面接の際、どのようなことを採用のポイントととしているのでしょうか。また、面接で人事担当者が自己PRを問う目的とは何でしょうか。

1. 面接で企業が知りたいこと、採用したい人材かどうかを見極めるポイントとしていること

人事担当者は面接で、あなたの人間性や、求める人材像と合っているかを確認しようとしています。まずは第一印象を良くすることが大切! 笑顔で挨拶することから面接をスタートしましょう。

企業が知りたいこと、採用したい人材かどうかを見極めるポイント

積極性
自分の意見をきちんと述べることができるか
協調性
互いに助け合ったり譲り合ったりすることができるか
責任感
途中で投げ出したりせず、最後までやり遂げることができるか
行動力
目標を達成するためにアクションをおこすことができるか
向上心
現在の状態に満足せず、より高いものをめざして努力できるか
2. 書類だけではなく、面接でも「自己PR」を問う理由とは?

「お名前は?」「出身大学は?」というような質問には決まった答えがあります。しかし、「自己PRを述べてください」と言った場合の「答え」は決まっていません。学生時代のサークルでのこと、アルバイトでのこと、内容は人それぞれです。自由にアピールしてもらい、そこであなたの性格や人間性を知りたいと思っています。企業側にとって自己PRは、良い人材を見極める大きなチャンスです。そこで、書類だけではわからないあなたの本質を知るために面接で「自己PR」を問うのだと考えてください。