就職活動を始めるにあたって | 『障害者手帳』

今回のテーマは『障害者手帳』です。手帳取得のメリット、申請方法などをご紹介します。

『障害者手帳』とは・・・

『障害者手帳』は取得することによって、日常生活におけるサービスや就労時の配慮などさまざまなメリットがあります。今回は、3種類の手帳について、『東京都』と『大阪府』を例に、申請方法や取得の流れをご紹介します。取得の際にはぜひ参考にしてみてください。

その他の手帳に関する知識 チェックポイント

POINT 1発達障がい者の手帳について

日本では発達障がい専門の障がい者手帳は無く、ケースに応じて『精神障害者保健福祉手帳』または『療育手帳』の取得を試みているのが現状です。発達障がい単独では手帳の取得はできませんが、発達障がいが原因になっている二次障がいで精神疾患に当たるものがあるときは手帳の取得が可能な場合があります。また、都道府県・政令指定都市によっては知的障がい者向けの障がい者手帳である療育手帳の取得が可能な場合もあります。手帳の取得を考えている方は、お近くの福祉窓口に相談してみましょう。

POINT 2手帳交付後の諸手続について

等級変更、障がい追加

障がいの程度が変わったときや、新たな障がいが加わったときは

  • 指定医師の作成した診断書/意見書
  • 写真

を添えて、お住まいの福祉窓口に申請してください。

居住地変更

居住地を変更したときは、新しい居住地の福祉窓口に届け出てください。

氏名変更

氏名を変更したときは、お住まいの福祉窓口に届け出てください。

再交付

手帳を紛失、または破損したときは、写真を添えて、お住まいの福祉窓口に再交付を申請してください。