面接・選考時のアドバイス | 就職活動の振り返り

今回は、内定を勝ち取るために就活力をアップさせるための方法をお伝えします。これまでの就職活動を振り返って自分の弱点を知り、今後に向けて対策を練っていきましょう。

就職活動の振り返りとは・・・

就職活動では、不採用の通知があったり、希望の会社から内定をもらえなかったりと自分の思うように活動が進まないこともあります。しかし、その結果だけにこだわるのではなく、一つひとつの選考を振り返って、次の選考に活かすことが必要です。自分の就職活動において、どこがうまくいっていないのか、どうすれば満足のいく結果が得られるのかを考えてみましょう。

書類選考・筆記試験を突破するために 対策2 書類・筆記試験編

書類選考や筆記試験は選考の初期段階で多くの企業が取り入れており、ここを突破できなければ、面接へも進むことができません。ここでは書類選考・筆記試験を突破するためのアドバイスをいくつかご紹介します。

書類のスキルアップポイント

履歴書が分かりづらい

人事の立場に立って読んでみる

書類を記入しているときには、どうしても『何をアピールしようか』『何を書こうか』という視点になりがちですが、一通り記入し終えたら、人事の立場に立ってその書類を読んでみましょう。人事が書類に目を通すときのポイントは『その書類を書いた人に会ってみたいかどうか』です。客観的にその書類を読んでみて受けた印象が、まさしく人事が読んだときの印象です。ですから、誤字脱字や記入漏れは論外ですし、見た目・内容ともに、『この人に会いたい』と思わせられるような書類にするために、『人事の視点』を忘れずに作成してみましょう。

CheckPoint 履歴書を読む『人事の視点』

  • 記入漏れや誤字脱字がないか(注意力や基本的な姿勢をみる)
  • 個性を感じさせる内容か
  • 業界の志望動機ではなく、当社の志望動機になっているか
  • 企業研究は十分か
その他の対策

面接を想定して書く

面接での質問は基本的にあらかじめ提出された書類に基づいて進められます。ですから当然、履歴書に書く内容は、自分が質問されたときに自分の言葉で語ることができる内容を選ばなければなりません。また、その内容に関して、突っ込んだ質問をされても答えられるようにしておきましょう。書いた内容を覚えておく(コピーを1部とって保管しておきましょう)のはもちろんですが、面接で聞かれたときに、書いた内容+αのアピールができるように準備しておくとより効果的です。

筆記試験のスキルアップポイント

筆記試験の対策が不十分

一冊は問題集をマスター

SPI試験や一般常識試験に関しては、やはり数多くの問題に触れて慣れることや、傾向を知ることが大切です。 少なくとも一冊は問題集をマスターしましょう。その際に、ただ問題を解くのではなく、時間を決めて、本番と同じような緊張感をもって取り組むことをお勧めします。

最近のニュースが把握できていない

自分の考えを持ってニュースに触れる

筆記試験では、直近の新聞記事などに関して出題されたり、ニュースをテーマに論文を書くといったことも多くあるかと思います。それらに備えるためには、もちろん日頃からニュースに関心を持つことも必要ですが、ただ流し見るのではなく、必ず『自分の考え』を持って見るようにしましょう。論文などでは特にニュースに関しての意見を問われることも多いですから、そのニュースに関して自分はどう思うか、という自分なりの見解を持っておきましょう。