面接・選考時のアドバイス | 就職活動の振り返り

今回は、内定を勝ち取るために就活力をアップさせるための方法をお伝えします。これまでの就職活動を振り返って自分の弱点を知り、今後に向けて対策を練っていきましょう。

就職活動の振り返りとは・・・

就職活動では、不採用の通知があったり、希望の会社から内定をもらえなかったりと自分の思うように活動が進まないこともあります。しかし、その結果だけにこだわるのではなく、一つひとつの選考を振り返って、次の選考に活かすことが必要です。自分の就職活動において、どこがうまくいっていないのか、どうすれば満足のいく結果が得られるのかを考えてみましょう。

自己PR・志望動機をさらに充実 対策1 自己分析・企業研究編

就職活動を通じて、質問を受ける機会が多い自己PR(自己分析)や、志望動機を考えるもととなる企業研究は、就職活動の事前準備として、とても重要です。いくら筆記試験や書類選考の対策が十分にできていても、自己分析や企業研究が足りなければ良い結果には結びつきません。自己PRや志望動機が不十分だと感じている方は、自己分析や企業研究の方法を見直してみましょう。

自己分析のスキルアップポイント

自己分析が不十分

他己分析してみよう

下記の項目を参考に、友人・家族・先輩など第三者の意見を聞いてみましょう。 自分では長所と思っていても他人から見るとそうではなかったり、逆に自分では気づかなかった点が評価を得られるかもしれません。

CheckPoint 他己分析 質問のポイント

  • 第一印象/現在の印象
  • 長所と短所(プラスそれが表れているエピソード)
  • どのような仕事が向いてそうか
  • 「動物やモノ」に例えると?
自分の強みが用意できていない

アピールポイントは複数用意

同じ業界や職種でも、企業によって求める人材像は異なります。もちろん自分を偽ってアピールすることはありませんが、『忍耐力・努力家・リーダーシップ』といったように、アピール材料とエピソードを複数用意して企業の求める人物像に合わせて使い分けましょう。

自分の長所を表現できていない

自分を表現するキーワードでインパクトを

相手により印象づけるために、自分を表現するキーワード(キャッチフレーズ)を考えましょう。『○○的』や『△△性』のような言葉ではなく、自分なりの表現を見つけてみてください。

企業研究のスキルアップポイント

企業(職種/業界)研究が不十分

企業選択の基準を見直す

むやみに企業を回るのではなく、企業を選ぶ基準と理由を明確にしておきましょう。「これだけは譲れない」「これは譲歩できる」をはっきりさせ、これまで視野に入れていなかった企業も選択肢に入れるなど、活動の幅を広げていきましょう。

インターネットに頼りすぎている

『社員に会う』機会を活用する

企業研究をする際は、積極的に会社説明会に参加したり、OB・OG訪問をしてみたりと、社員の方に会う機会を有効活用しましょう。実際に働いている人に会うことでインターネットや会社案内だけでは分からない情報が得られるでしょう。

自己分析と志望動機が結びついていない

自分の強みとの関連性があるか見直す

企業研究は最終的に自分の進みたい企業を決定し、志望動機を考えることにつながります。ただやみくもにいろいろな企業を研究するのではなく、自分の適性や能力、自己分析で得られた長所が活かせるかどうかという観点で企業選びをしましょう。