就職活動を始めるにあたって | 就職活動のポイント

就職活動にはさまざまな方法があり、自分にあった会社に出会う方法も一通りではありません。今回は一般的な就職活動の流れに沿って、それぞれのポイントをご紹介します。ぜひ皆さんの就職活動の参考にしてみてください。

就職活動のポイントとは・・・

就職活動は自分のキャリアデザインを描きながら、最も自分に適した企業を選ぶことです。とても重要な活動だからこそ、入社後の「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、就職活動のコツをつかんで、臨みたいものです。就職活動を成功に導くためには、自己分析・PRの方法から、応募書類の書き方・面接への臨み方など、要所要所でおさえておきたいポイントを理解し、十分に準備をしておきましょう。

上手な障がい内容の伝え方を知ろう! 障がい状況の伝え方

より良い就職をするためには、自分の障がい内容をわかりやすく、かつ誤解のないように説明しなくてはなりません。障がいの内容を上手く伝えるための最大のポイントは具体的に伝えることです。相手に正しく伝えるために、下記2点をまとめておくようにしましょう。

1.どのような障がい内容か
単に障がいの部位や等級を伝えるだけではなく、『できること』『できないこと』を明確に伝えることが必要です。採用担当者としても、入社後にどのような仕事をしてもらうかを考える上で、必要な情報です。専門用語をつかったり、難しく説明する必要はありませんが、担当者が「雇用するにあたり、何が必要なのか」ということがわかるように伝えましょう。また、選考に臨むまえに自分の普段の生活を振り返って、『できること』『できないこと』を確認しておきましょう。
2.必要なサポート(あれば良いと思うサポート)はあるか
『できること』『できないこと』を説明したうえで、『このような機器があればできます』『ここを配慮していただければここまではできます』と積極的にアピールしましょう。また、その時に、何から何まで「必須の要望」にすると、企業も受入態勢を整えるのに、クリアしなければならないことが多くなってしまうので、自分自身が「必須」で希望することと、「あったらいい」は分けて伝えるようにしましょう。

障がい内容の伝え方【例】

例1
右腕に障がいがあり、両手を使っての大きな荷物は持てませんが、2~3キロまでは持ち上げが可能です。また、片手でパソコンのキーを1分間に60文字打つことができます。
例2
(ルーペなどを持参して)肉眼で文字を読むことはできませんが、このようなルーペがあれば、健常者と同様に文字を読むことができます。

ワンポイントアドバイス
書類で障がい内容を伝える

聴覚障がいなどで、言葉で伝えることが難しい場合は、あらかじめ自分の障がい内容を文章にまとめて面接時に渡す、という方法をとることも可能です。相手の立場になって、具体的に知らせるにはどうすればよいかという姿勢で臨みましょう。