エントリーするにあたって | インターンシップについて

今回は、インターンシップについてご紹介します! 近年注目されているインターンシップは、企業理解を深め、業務内容をより実践的に知ることができます。「仕事」とはどういったものなのか、学生などでまだ働いたことの無い人が「仕事」を理解するための制度です。

インターンシップとは・・・

就職活動するうえで、エントリーは企業との重要な最初の接点です。もともとはアメリカで始まった、就職・転職のミスマッチをなくすための制度です。インターンシップ生として就職前に会社に入って仕事をすることで、皆さんと企業がお互いにとってメリットのある形で就職ができます。インターンシップ制度についての知識をしっかりとつけて、有効に活用しましょう!

インターンシップとは

インターンシップってなに?

インターンシップとは、「学生が企業などで実習・研修的な就業体験をする制度」のことです。アルバイトとは違い、お金を稼ぐことが目的ではなく、「働くこと」自体を体験するのが目的です。そのため報酬をもらえることは少ないですが、その体験を、就職活動をする際の企業研究や業界選びに活かしたり、学校で学ぶことを明確にしたりすることができます。自分はどんな仕事に興味を持つのか、自分の性格や知識、能力は仕事の上でどんなふうに活かせるのか。実際に試してみることで、見えてくることもたくさんあるでしょう。その機会を与えてくれるのがインターンシップなのです。また、インターンシップを通じて、自分の進路についての問題意識や目的意識をもつようになったり、企業の実情・仕事の実態に触れることによって、入社後のミスマッチを防ぐという目的もあります。  

障がい者インターンシップって?

障がい者雇用のためのインターンシップを行う企業も少しずつですが増えてきました。実際の職場を体験できるインターンシップは、障がい者と企業をつなぐ大きな役割を果たします。求職者にとっては、職場環境(バリアフリー、仕事内容など)を直接体験することで、自分に合った仕事や働き方を見つけ、働く意欲や自信を深めることができるでしょう。また、企業の方にも障がい者を知っていただくよい機会になります。そしてそれがお互いにとって、先々のミスマッチを防ぐことにもつながります。障がい者インターンシップは、求職者にとっても、企業にとっても有効な制度なのです。

どんなインターンシップがあるの?

実施期間別では、1日~1週間程度の短期型と、数週間から、場合によっては数カ月にもわたる長期型があります。後者の方がより多くの経験と知識を得ることができますが、平日に行われるため、学生はスケジュールの調整が難しく、続けるのが困難になる場合もあります。大学によってはカリキュラムに含まれている場合もあるので、就職課に確認してみましょう。形態で分けると、プロジェクト型と実践型に分けられます。多くの場はプロジェクト型で、参加者でグループを組み、企業が用意したプログラムや課題に取り組みます。現場実践型はほかの社員さんに混ざり、実際の現場で働きながら仕事の体験をします。プロジェクト型よりもさらに現場を理解しやすいのが特徴です。

企業が用意したプログラムを受けるプロジェクト型

短期プロジェクト型

1~4日の合宿形式で企業から出される課題にグループで取り組む。

長期プロジェクト型

2~3週間程度のものが多い。グループで企業からの課題に取り組む。

現場に出て、社員と一緒に働く実践型

短期実践型

1週間程度、職場に入り、実際に業務にかかわる。

長期実践型

長いものだと3カ月以上にわたる。長時間実際の業務にかかわるため、現場を理解しやすい。