内定が決まったら | 内定・報告

内定とは何か、内定後にやらなければならないことは何かなど、知らない人も意外に多いのではないでしょうか。今回は内定をもらってから入社するまでの流れをまとめました。ぜひ参考にしてください。

内定・報告とは…

内定をもらったからといって就職活動が終了するわけではありません。内定から入社までの間には、必要な手続きや準備しておくべきことがあります。内定した企業にスムーズに入社するためにも、やるべきことをきちんと確認しておきましょう。

内定通知

企業から「内定通知書」を受け取って、初めて正式に内定をもらったことになりますが、その前に電話などで内定が決まったことを言い渡されるケースや、誓約書の提出をもって内定とするケースが多いようです。文書に先立って口頭で通知があった場合は、相手方の氏名を確認し、内容を記録しておきましょう。また、文章での通知があった場合は必ず保管しておくようにしましょう。

誓約書の扱い

正式な内定として企業から「内定通知書」をもらう前に、内定が決まった時点で「誓約書」の提出を求める企業もあります。入社の意志が決まっている場合はすぐに提出しましょう。

CheckPoint 誓約書の拘束力について

書面を提出させることによって、精神的な拘束力を強めるという意味がありますが、基本的に、どの時期であっても法的な拘束力はありません。よって、印を捺しても内定を辞退することは可能です。しかし、企業はたくさんの労力と時間をかけ、採用計画にのっとって内定を出しています。内定承諾書を出した後の内定辞退は、特に大きな迷惑をかけるということは知っておきましょう。

内定辞退について

複数の企業から内定を得て内定辞退をする場合は以下のことに注意しましょう。その際は誠実に、かつ慎重に対応するように心がけましょう。

CheckPoint 内定辞退の具体的方法

  1. 人事担当者へ電話で事情を説明する
  2. 企業に直接出向き、事情説明をしたいと申し出る
  3. 人事担当者に辞退の意思と理由を明確に伝える
    (ただし、来社の必要はないという担当者もいるので、その場合は相手の意向に従う)
  4. 選考にあたりお世話になったOB・OGなどがいればお詫びの手紙を出しておくと良い

内定の取り消し

企業は一度出した内定を特別な場合を除いて一方的に取り消すことはできません。ただし、経営難や経済状況の悪化など正当な理由がある場合は別とします。また、単位不足などにより卒業できなくなった場合や、体調不良などの理由により入社予定日に入社できなくなった場合、また、内定通知後2週間以上たっても入社可能日を通知してこない場合などは内定を取り消される可能性もあるので注意しましょう。