エントリー・面接前の準備とテクニック | 企業の求める人材像

皆さんは就職活動の中で困ったことはありますか?このコーナーでは、就職活動で一度は悩んだ就活基本情報をご紹介。お役立ち情報で皆さんの就職活動をサポートします!!

企業の求める人材像とは・・・

就職活動中に求職者が、企業に対してさまざまな条件を求めるように、企業側も求職者に対して求めるものがあります。では、企業はどんな人材を求めているのでしょうか?相手のニーズを理解して、自己啓発に取り組んでいきましょう。

企業が求める能力とは 企業が求める能力

企業が求めている人材になるためにはどんな能力が必要でしょうか? 同じ業界や職種でも仕事内容によって求められる能力は異なります。ここでは企業が求める一般的な能力をご紹介します。

  1. コミュニケーション力

    仕事は常に人と人とのかかわりの中で成り立っています。社内の仲間、顧客、取引先など多くの人と接する機会があります。時には苦手なタイプの人とのコミュニケーションも必要です。どんな相手、どんな場面でも上手に対応できるコミュニケーション能力を身につけましょう。そのためにも日頃から、あいさつやお礼、明るい雰囲気作りをする等、周りに対して積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

  2. 行動力

    職場においては場面ごとに常に自分で考えて行動することが求められます。仕事は与えられるモノではなく自分で作る、みつけるモノと考え、自ら進んで取り組むような心がけが大切です。またタイミングを逃さないように、やろうと思ったことは行動に移すようにしましょう。失敗を恐れず実行に移すことで、知識や経験を確実に積み重ねることができます。

  3. 積極性

    積極性とは「私がやります」という、物事に対して進んで挑戦する前向きな考え方です。誰かに言われないと行動しない消極的な姿勢は、自分の成長を妨げてしまいます。仕事に対して積極的な考えを持つことで、業務に興味が湧いて前向きな気持ちになったり、自分で工夫したりするようになります。何事においても、自分から進んで行う姿勢を持つことが大切です。

  4. 問題解決能力

    皆さんはこれまで、何か問題が起こった際にどのようにその問題を解決してきましたか? 困難に直面した時に、自分で解決できるかどうか、それが問題解決能力です。状況ををきちんと把握し、問題を解決に導くことができる人は、職場においても業績を上げていくことができる人だと評価されます。困難に直面した時に、周りに答えを教えてもらっていては、いつまでたっても問題解決能力が身に付くことはありません。まずは自分で考え、自分なりの答えをみつけるようにしましょう。

  5. 協調性

    仕事の場面においては何人かで協力してプロジェクトを進める場合もあります。業務が円滑に進むためには、社員同士のチームワークが大切です。ほかの人の考え方に合わせて、お互いに助け合ったり、譲り合ったりすることが求められます。報告・連絡・相談を意識してチームの一員としての行動を取りましょう。

  6. 誠実さ

    企業は、ただ単に学校の成績が優秀な人や、役に立つ資格を多く持っている人を求めているわけではありません。熱意ややる気が感じられて、あいさつや礼儀も身に付いており、素直で真面目といった、誠実さが求められています。資格や業務内容は会社に入ってからでも身に付けることができます。しかしそのためには自分に対して、あるいは周りや仕事に対して誠実な人柄であることが重要な素質と言えます。

  7. 継続力

    何事もコツコツ続けていくことによって、継続力が身に付きます。それだけに継続力のある人は、努力家で忍耐力がある人だと評価されるので日頃から地道な努力を重ねる習慣をつけましょう。

ここで紹介した能力は、これからの努力で身に付けられる力です。専門的な知識や技術はもちろんアピールポイントになりますが、日々意識して努力を重ねることで、誰もが求められる人材に近づく可能性を持っているといえます。不足部分を補うことは、結果的に自分のスキルの向上や、可能性の拡大につながります。ここではまず自分に足りない部分や、今後必要になる部分をしっかりと把握しておくことが大切です。