エントリー・面接前の準備とテクニック | 履歴書の書き方

今回は「履歴書」の書き方です。履歴書は就職活動のスタートライン。ここで紹介するポイントをしっかり身につけて、就職活動を成功させましょう!

履歴書の書き方とは…

履歴書は企業の人事担当者に見せる最初の自己PR書であり、自分の魅力を人事担当者にアピールするものです。人事担当者も採用するにあたり、応募者の方々を比較・検討するための材料として、履歴書の写真、文字、文書の書き方、内容などからあなた自身を知ろうとしています。ですから、自分自身のパンフレットだと思って履歴書を書き、あなたの魅力が十分に伝わるようにしましょう。

困ったときは… Q&A

よくある質問をまとめました。参考にしてみてください!

Q1あまり書く経歴がないのですが…
心配することはありません。就職や転職に成功されている方が、必ずしも全員多くの経歴があるわけではありません。
その分、自己PRを多めに書くなど、自分をアピールしましょう。
Q2障がい内容についても書くべきですか?
必ずしも書かなければならないというわけではないですが、どこかで伝達したほうが良いでしょう。ただし、ただ障がい内容や等級だけを書くのではなく、人事担当者に現実と違う認識をさせないよう、できることとできないことを具体例を出して書くと効果的です。下記に例を挙げますので参考にしてみてください。
【例】腕が不自由なため、両手を使っての大きな荷物は持てませんが、2~3キロであれば、片腕で持ち上げが可能です。また、片手でパソコンのキーを打てば1分間に60文字打つことができます。
Q3休んでいた期間がありますが…
人事の方はよく「この○カ月間何をしていたのですか?」と質問することがあります。このような質問をされた際は、素直に何をしていたのか、また、どのようなことを感じながら生活をしていたのか、自分らしく表現することが大切です。もちろん、応募書類も正しい時系列で記入することが基本となりますので、空白の期間がある場合はそのように記入します。必要があれば、その期間に何をしていたのか、あらかじめ記入しておいても良いでしょう。
Q4過去に応募して不採用になった企業に再度応募することはできますか?
企業によって方針はさまざまだと思いますが、再応募をしてはいけない、できない、ということはありません。しかし、事前に再応募が可能かどうかは問い合わせた上でチャンレジすると良いでしょう。その際、「前回の不採用」についてしっかりと分析し、なぜ不採用になったのか、ということを振り返る必要はあるでしょう。あわせて以前応募した時以降に得られた知識や経験など、十分にアピールできるように準備したほうがいいですね。何度も応募するあなたの意欲とともに、実力も買ってもらえるようにした上で挑戦してみてください。
Q5「賞罰」欄にはどのようなことを書けば良いでしょうか?
一般的に、履歴書の経歴欄に記載する「賞罰」は、社会人になってからの公的な入賞経験などを記載します。国や都道府県庁などの公共機関から表彰された経験などがあれば記載しておくといいと思います。ただし、学生時代の受賞歴を記載してはいけないというわけではありません。それらを履歴書に書くことで、面接などで強みをアピールしやすいことであれば、記載しましょう。
Q6「資格」欄に記入できるものがないのですが・・・
記入する前にもう一度よく考えてみましょう。自動車運転免許をもっていたら、それは立派な資格です。英語検定、漢字検定も資格として記入できますし、TOEICやTOEFLの点数も記入できます。また、小中学校のころに、何か習いごとをしていませんでしたか? 珠算や書道……、これらも資格として記入できます。また、これから検定を受けるものがあれば、「勉強中」と記入するのもひとつのアピールになります。