先輩の就活体験談
「障がいについては、日常での事を例に伝える」
心理学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:心臓障がい
総エントリー数 | : | 8 |
選考に進んだ企業数 | : | 3 |
就職活動開始時期 | : | 2012年12月 |
よく就職活動は縁だと言いますが、本当にそうだと思いました。私は就活を始めたばかりの時は、全く選考に進めず、自身を失っていました。しかし、内々定をいただけた会社の面接では、緊張しましたが、相手の方の雰囲気もあり楽しく進む事ができました。また、その会社を知れば知るほど惹かれる事も多く、この会社に入りたいと強く思うようになりました。自分の心を強く惹く会社、そして自分に合う会社との出会いが就職活動の鍵なのだろうと思いました。
私は書くスペースがあれば、エントリーシートや履歴書に最初から障がい者である事(中度の運動制限がある事)を書きました。私の場合は心臓疾患で、走ったり階段を何度も上下したりといった事ができません。その為、事務職であっても忙しい時には会社内を長時間移動したりする物には就けませんでした。いくらがんばろうともその事実は変わりません。重要な事は、その事をしっかりと会社に伝える事だと思います。何ができて、何ができないのか、それを伝えなければ相手の方も、どこに配属すればよいのか、何が危険なのかわからず、不安なのではないかと思います。そのため私はできる限り、日常での事を例に伝えるようにしました。
その会社がどのような事をやっているかは、自分の興味がある事を行っている場で働きたかったためにポイントにしました。そして会社に入った際には、たくさんの人とコミュニケーションをとることになると思うので会社の雰囲気を確認していきました。また、福利厚生については障がいへの対応を含め、気にするようにしていました。
周りの友人たちとスタートは同じなのに、自分は少し違う動きをするという事で、ペースが違ったりして初めは焦ってしまうと思います。また、同じ就活生でも友人に相談しにくかったりするかもしれません。そんな時は学校のキャリアセンターや、そこでのセミナーに参加して、ゆっくり自分と向き合うと良いと思います。また、就活は移動なども多く、それも大変な方もいると思います。しかしSanaからの登録だと、選考や説明会の際の補助の有無を選択できる企業もあります。また、企業のHPには書いてはいなくても、障がい者雇用、募集をしている企業もあります。どうか焦らず、自分のペースでがんばってください。