先輩の就活体験談
「障がいをよく理解し、工夫と努力をしましょう」
造形学部
内定先業界:マスコミ
障がい内容:心臓障がい
総エントリー数 | : | 3 |
選考に進んだ企業数 | : | 3 |
就職活動開始時期 | : | 2013年01月 |
私は大学でマーケティングを選考していましたので、この領域に携われる仕事に就くことを切望しました。大切なことは「自分が何に向いていて何をやりたいか」です。結論から言うと「なんとなくこの仕事をしたい」と思う人と「絶対にこの仕事がしたい」と思う人の二者が居た場合、間違いなく後者の人の方が有利です。モチベーションの高さや企業に対する熱意は面接時の重要なポイントです。自分に合った職種や仕事をもう一度、一から見直して、自分に嘘をついていないか、自分とマッチングしているかをよく確かめましょう。
いくつかの企業を受けた印象として、企業側はあまり障がいについて気にしていないように思えました。障がいの有無を問わず優秀な人材を採用するという姿勢の企業が多く、就職活動中は障がいに対するハンディキャップを感じませんでした。むしろ障がいがあるからこそ、健常者が気づけないことやできないことを発見できる能力、障がいがあっても人一倍の情熱や誰もが共感できる長所、能力を活かすことが大事だと思います。だから、障がいがあることはハンディキャップだと思わないでください。ネガティブに捉えず、物事をポジティブに捉えてる人は企業にとっても好印象です。
私は頻繁にサ〜ナ就職フェスタに参加していました。特に企業の採用担当者と直接話せることは非常にうれしかったです。採用担当者はその企業の顔であり、私は採用担当者がどんな人物なのかをチェックして面接に挑んでいました。よく話好きの方か、頭脳派かなどをチェックし、「この企業にはこういう人がいっぱいるんだ」と憶測しつつ戦略を練ることで面接を突破していきました。そういう点では就職フェスタに参加することで、直接採用担当者の顔や雰囲気に触れられたことは、サーナの良い点だと思います。さらに、ウェブ上でしっかりと情報がまとめられてる点は、とても心強かったです。多くの企業から資料を取り寄せたり、OB訪問を繰り返すことは非常に時間がかかりますが、サーナのウェブサイトは資料や情報がまとめられているので助かりました。
就職活動において障がいの有無は一切関係ありません。まずは自分の良い所、悪い所をもう一度考慮し、良い部分を伸ばしていきましょう。勉強が得意な人は教養を広げたり、対話することが好きな人は自分が苦手だと思う人とも積極的にコミュニケーションをとるなど、もう一度自分を振り返ってみてください。そして自分の特技ややりたいことを明確にし、面接やESに挑みましょう。
面接では元気よく挨拶することを忘れずに。面接官の後ろの壁に向けて話すぐらいの勢いでハキハキと。話題の要点はあらかじめまとめておくこと。企業研究もしっかり行っておきましょう。ESは自分が大学生活の中で経験してきたことや、学んだことを文章や写真でまとめておきましょう。そうすることで自分が何に向いていて、何に興味があったのかが明確になります。就職活動は自分を顧みる良い機会です。全力で悔いのないようにがんばりましょう。