先輩の就活体験談

「障がいをよく理解し、工夫と努力をしましょう」


2014年卒

コミュニティ福祉学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:視覚障がい

総エントリー数 13
選考に進んだ企業数 5
就職活動開始時期 2012年12月
就職活動の成功のポイントはなんですか?

私の就職活動の成功のポイントは3つあります。
1つめは、日ごろから色々なことに興味をもつことです。面接では、限られた時間に自分をアピールしなくてはならないし、どんな質問にも答えなくてはなりません。思いもよらないようなことや、自分の話したことをかなり掘り下げて質問されることも少なくありません。私は、日ごろから色々なことに関心があり、自分を客観的にみることが多かったので、どんな質問に対しても自信をもって答えることができました。2つめは、面談会や選考会のたびに、必ず振り返ってまとめたことです。反省点をしっかり受け止め改善していくことで、次第に選考を通過することが増えていきました。3つめは、「自分らしさ」を大切にして面接に臨んだことです。選考だから良いことばかりいおうとしたり、普段とは違う言葉で思ってもいないことを言ってしまったという話がよくありました。しかし、それでは自分にあった企業に出会えないのではないかと思いました。そのため、自分の意思をしっかりもち、自分らしい言葉で面接に臨むようにしました。その甲斐あって、自分にあった社風の会社から内定をいただくことができました。

ハンディをどのように乗り越えましたか?

自分の障がいをよく理解し、工夫と努力を重ねることと、周囲とのコミュニケーションを大切にすることで乗り越えました。障がいがあってできないことはありますが、障がいがあってもできること、工夫と努力次第でできるようになることをみつけることが大切です。自分の可能性に気づき、その可能性を引き出すことで、障がいを乗り越えました。また、自分を支えてくれる周囲の人たちとの関係を大切にすることは、何より重要です。

サーナを利用して良かった点

私はサ〜ナ就職フェスタに毎回参加しました。サーナ就職フェスタにはたくさんの企業が参加し、直接人事担当の方と面談ができるので、とても貴重な機会でした。インターネットや説明会では得られない情報を得ることができます(障がいに関することなど)。一日で複数の企業の方と面談ができるので、効率よく充実した就職活動をする場として活用していました。また、イベントスペースでは参加している全企業からの「ひと言メッセージ」があり、新しい業界、企業の発見になる点も魅力的でした。

後輩への応援メッセージ

私の就職活動を振り返ると、正直、辛いことが多かったです。しかし、多くのことを学び、社会に対する新しい考え方を知ることができました。授業や課外活動など忙しい中での就職活動は困難もありますが、根気強く続けることが大切だと思います。また、1つのことにとらわれず、広い観点で多角的な企業研究をすることで、より多くの企業を知り、自分が生き生きと働ける企業に出会えると思います。志望度の高い企業で思うような結果が出ないと就職活動に嫌気がさすことがあるかもしれません。けれど、「縁がなかった」と割り切って、前向きに取り組んでほしいです。みなさん、がんばってください。

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