私は、一生懸命やることしかできなかったので、真面目に就職活動をしたのが良かったと思います。サ〜ナ就職フェスタの前にインターネットを通じて、参加される企業を調べ、どこが自分に合っているのか、この企業はどのような会社で、どのような職種なのかなど、様々なものを調べて参加したことも良かったと思っています。また、どちらにしても緊張してしまうのが就職活動だと思うので、就職活動そのものを楽しんで、期待して取り組むようにしました。

私は、家族にも障がいのある兄弟がいるので、幼いころから、どちらかと言えば厳しく育てられてきたと思っています。できないことは助け合い、できることは甘えることなく、自分でやる、それが普通の生活になっているので、ハンディキャップを乗り越えるという感覚は、今現在ありません。しかし、私自身も幼い頃は、周りの環境や言葉によって、ハンディキャップというものをとてもマイナスなように感じていた頃もありました。それでも、考え方によっては、障がいは自分自身の大きな個性だと感じられることができるようになりました。今では、障がいを強みと捉えうまく付き合っていこうと思っています。

サ〜ナ就職フェスタを通して様々な企業を知り、様々な企業の人事の方と知り合うことができたことは、私にとって大きな収穫、喜びでした。フェスタを通して、知り合えた企業の何社かと面接をすることができ、今現在、１社内定をいただき本当に感謝しています。今回、内定をいただいた会社は、サーナのスタッフに勧めていただいた会社です。その人それぞれの希望に沿うように相談に乗っていただけたので、とても安心して就職活動ができました。

私は、特別に頭が良いわけでもなく、特別に素晴らしい資格を持っているわけではありません。私は就職活動自体を楽しむこと、失敗を恐れず、積極的に行動することがとても大切になるのではないかと思います。就職活動を通し、周りの人の支えがいかに大切でありがたく、感謝すべきことであるかを身にしみて感じました。行動しようとすれば、助けてくれる人が必ずいます。私自身も、そんな人間でありたいと思っています。これから就職活動をする方も、自分を信じて、楽しんで活動してください。