先輩の就活体験談

「社会人と会うことで、少しずつ働くイメージを持つことができました」


2014年卒

社会科学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:視覚障がい

総エントリー数 15
選考に進んだ企業数 5
就職活動開始時期 2012年10月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

私も最初は不安でいっぱいでした。実際に社会に出たことのない学生にとって、「障がいがありながら働く」ことへのイメージは頭の中でいくら考えても、不安ばかりわいてきてしまいます。考えるよりも、まずは合同説明会や企業が開いている相談会などに参加し、直接人と会ってみることをおすすめします。私は社会人と会うことで、少しずつ働くイメージを持つことができました。頭の中で考え過ぎず、なにか疑問や要望があれば企業に問い合わせてみるなど、実際に行動することが大切だと思います。

就職先を選ぶ際のポイントとその理由

第一に、企業が人材についてどのように考えているのかを自分なりに理解し、障がいがあっても他の社員と同じようにチャレンジできる社風がある会社を探しました。
業務内容については、実際にどのような仕事がしたいのかについて考えました。私は法人営業に興味があったので、そのような企業を探しました。
そしてもう1点、長く働ける企業が良かったので、離職率や平均勤続年数も確認しました。

ハンディをどのように乗り越えましたか?

私は視覚に障がいがあります。そのためWEBテストや手書きのESなどは工夫して取り組まねばなりませんでした。WEBテストに関しては、企業に事情を説明し、ペーパーテストで受験するご配慮をいただけることもありました。しかしそういった対応がなく、WEBから受けねばならない場合はほとんど解けませんでした。いずれにしても、事前に企業に相談しておくことが大切です。ESに関しては、スキャナーでパソコンに取り込んで、文字を打ち込みました。自ら工夫してできることは工夫してやることで、それも含めてアピールになったのかなと思います。

サーナを利用して良かった点

ブースを出展している企業の人事の方も、障がいのある学生を採用するために来ているので、他の合同企業説明会と違い、そのつど自分が障がい者であることを説明する必要がありませんし、安心して参加できました。また、回りたい企業をすべて回ることができます。これは非常に良かった点でした。大学のキャリアセンターなどでは、障がい者雇用に関しての情報をあまり持っていないこともあります。サーナではそういった情報やノウハウを持っている方に相談できるので、心強いと感じました。

ページTOPへ