大学が就職関連に力を入れていて独自の自己分析シートがあったので、自己分析はそれを使って振り返りを行いました。シートは「他人の意見に流されるか流されないか」などの質問項目に沿って細かく記入していく形で、書いてみて自分が気付かなかった長所や改善点に気付くことができるなどの収穫がありました。企業研究としては、まずインターンシップに応募する前に企業HPを見て、自分ができる業務内容かどうかを確認。そのうえで、インターンシップに参加したときには企業説明を聞きながらメモを取って、事業内容や業務内容などをチェックしました。メモをもとに、先生や就職センターの職員の方にも相談して企業理解を深めていきました。選考書類の作成で気をつけたのは読みやすさです。文章は適度な長さになるよう配慮し、要点がちゃんと押さえられているかを注意。就職センターの方に添削してもらって、長い文章は単語に変換するようアドバイスを受けたり、ビジネス用語を教えてもらったりして完成度が高まったと思います。面接でも要点が押さえられるよう模擬面接を何度も行い、言葉遣いや表情を柔らかくすることにも気をつけました。

就活を通して気をつけたのは、緊張して硬くなりすぎず、逆にリラックスもしすぎず、正しい姿勢できちんと話すこと。相手が聞き取りやすい、ハッキリした話し方ができるように携帯電話で録音して自分の話し方を確認し、より分かりやすくなるよう改善していきました。

・早めに就活に取り掛かり、余裕のあるスケジュールで活動できたこと
・障がい内容と仕事内容を照らし合わせて、体に負担がない仕事を選んだこと
・相手に伝わりやすい書類作成と模擬面接を行うことで、伝える力を身につけた点

就活は早めにすること。企業研究や自己分析、面接対策にはかなり時間がかかります。大学生なら4年生になると卒論などで時間が取りづらいので、3年生の夏から始めたほうがいいと思います。