先輩の就活体験談

「自分のペースで、ありのままの自分で就活を行いましょう」


2014年卒

電気通信学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:腎臓障がい

総エントリー数 35
選考に進んだ企業数 25
就職活動開始時期 2012年10月
後輩への応援メッセージ

就職活動は人によって長く感じるかもしれないし、短く感じるかもしれません。しかし、とても楽しい期間だと私は思いました。緊張して、苦労して、面倒くさくて、がっかりして…。また、新鮮で、笑って、楽しんで、嬉しくて…。このような経験は今後ないと思います。そのためには自分を追い込まず、自暴自棄にならず、自分のペースで、ありのままの自分で企業にぶつかっていってください。ついでに自分が興味のある企業の説明会や見学会には必ず行きましょう(社会科見学だと思って)。
やればやっただけ必ず結果になります。正解のない就職活動です。せっかくですから自分の思うままにがんばってみてください!

就職先を選ぶ際のポイントとその理由

自分が最も重きをおいていたポイントが「地域貢献」ができるかどうかであり、そのためのサービスや努力ができる会社であるかどうかです。次に、自分の体の状態を考慮して無理なく仕事をすることができるのか。会社は自分を支えてくれるのか。自分のパフォーマンスを発揮できる職場なのか。最後に、自分の体調に対して通院先の変更が難しいのでそれに対応してくれるかどうかを考えました。

ハンディをどのように乗り越えましたか?

就職に関して企業側と相談する場合は、自分の状態と必要な支援について遠慮せずにすべて伝えました。自分に障がいがあるというのをわかった上で面接いただいているので、遠慮をすると逆に相手を困らせてしまいます。障がい者の就職活動において必要な配慮を要求するのは我がままではありません。ここでしっかりと相手に必要なことを伝えることで、企業の抱く自分へのイメージも変わってくるかもしれません。
また、就活自体には不都合はなかったので、一般の学生が行くイベントにも積極的に参加して情報収集をしていました。

サーナを利用して良かった点

法定雇用率が変わりましたが、積極的に障がい者採用を宣言している企業をみつけるのは自分の力だけでは不可能でした。サーナなどの障がい者のための就職支援サイトやイベントを通して、そのような企業を知ることができました。そして、出会いの場として直接人事の方と対話することできたため、自分に適性があるかどうか、努力をして貢献していきたい企業かどうかを判断することができる点が非常に良いところだと思います。この点は、普通の学生よりも非常に恵まれた環境だったと思います。

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