先輩の就活体験談
周りと比較するのではなくやるべきことに集中しました
臨床心理学科
内定先業界:メーカー
障がい内容:発達障がい
総エントリー数 | : | 1 |
選考に進んだ企業数 | : | 1 |
就職活動開始時期 | : | 2021年04月 |
私の場合、自分の障がいが判明したときから特性と向き合い続け、自己分析をする日々だったようなものなので、自己分析について戸惑うことはありませんでした。あえて挙げるとすれば、自分の特性を人に伝える文章に整理してまとめていく作業が苦手だったので、「発達障害者支援センター」や新卒向けハローワークなどを利用して練習しました。企業研究については、事業について分かりやすく伝えてくれる会社説明会にたくさん参加することで、志望企業の知識を深めていきました。書類作成で配慮したのは、自分の伝えたいことがちゃんと読む相手に伝わるかどうかという点です。特性上、自分では見落としがちな誤字・脱字がないかケアレスミスがないかを、ハローワークの担当者など書類を見慣れている方に確認してもらうようにしました。面接対策では、普段から支援センターの担当者とZoomで話す機会が多かったので慣れていたという部分もありましたが、硬くならないように注意しました。それから話が長くならないように、必ず要点から話すようにしました。もし話が迷走したら「言い直します」と断って機会をもらい、的確に伝えるよう努力しました。
とにかく周りと比べないように気をつけ、ひたすら自分のやるべきことに集中しました。就活のことで頭の中が堂々めぐりになるのも発達障がいの特性だったので、そんなときはバイトを入れ、無理にでもバイトのことだけを考えざるを得ないような状況にしました。
・周りと比較しないで自分のすべきことだけに集中して就活したこと
・気分転換を上手に図って、常に前向きに取り組めるよう意識したこと
・障がいに対して前向きで、柔軟に対応してくれる企業風土のあるところを選んだ点
面接では自分の状況やなりたい将来像を訴えることが重要だと思います。障がいについて理解し、対策を取っていると企業が分かるように伝えましょう。多くの壁があるかもしれませんが、体を壊さないよう挑んでください。