先輩の就活体験談

「まずはできること、できないことを自分自身で把握しておく必要があります」


2014年卒

人間科学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:運動障がい

総エントリー数 30
選考に進んだ企業数 15
就職活動開始時期 2012年11月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

「障がい者」ということで気負う必要はまったくありません。私も最初は不安でしたが、どの企業に面接に行っても必ず、障がいのことを理解しようとしてくださいました。まずはできること、できないことを自分自身で把握しておく必要があると感じました。また、実際に就職活動を行うにあたっては、何よりもWeb Sana等の面談会に参加することを心がけました。そこから個別で面接等の案内がくることもあるので参加して損はないと思います。
面接の前に志望動機のポイントを簡単に頭の中へインプットしておくことで、そのポイントをうまく組み合わせて自分なりの志望動機にしていました。さらに、コンピュータ関連の資格を持っていたことはかなりのアピールポイントになったと思います。

サーナを利用して良かった点

面談会や障がいのある就職活動生を対象とした企業説明会が開催されている点だと思います。私はこれらのイベントにほとんど参加しましたが、どの企業も障がいに理解を示そうとしてくださっていたと思います。何より、この面談会ではエントリーができる企業も多いので、後日、正式な面接の案内がくることも多々あります。そのため、この面談会に参加する場合は必ず履歴書を用意しておきましょう。履歴書はサーナ事務局が用意してくださっているので、特に指定がなければそれを使用すると良いと思います。

ハンディをどのように乗り越えましたか?

私は右上肢・右下肢に障がいがあります。就職活動が始まるまでは特に意識していなかったのですが、スタートしてからは「自分が会社に入ってできること、できないことは何だろう」と考え始めました。そして、それをA4用紙1枚にまとめ、エントリーシートを郵送する場合は必ずその用紙を添えて送るようにしていました。また、面談会や面接の際も必ず、開始前にそれを人事の方にお渡しするようにしておりました。
こうすることで企業側に、障がいについてよりわかりやすく伝えることができたのだと思います。

就職先を選ぶ際のポイントとその理由

私がポイントにしたのは、雇用形態・待遇・人事担当者の対応です。 雇用形態については、様々なお仕事にチャレンジしたかったので、ジョブ・ローテーションのある総合職採用の企業に重点をおいていました。
待遇面では、総合職志望だったので全国転勤を伴うこともあり、住宅手当あるいは社員寮のある企業をみていました。
そして、就職活動をしている者にとって採用担当者は「会社の顔」です。だから、明るく笑顔で対応してくださった企業に関しては、好印象を抱きました。

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