先輩の就活体験談

会社説明会に参加する中で企業選びの「軸」を定めました


2022年卒

文学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:視覚障がい

総エントリー数 20
選考に進んだ企業数 10
就職活動開始時期 2020年08月
就活体験談

会社説明会のほとんどがオンラインで行われたことが私にとっては好都合でした。というのも対面の説明会だと1社ごとに出向かなければならず、視覚障がいのある私にとってはハードルが高くなってしまうからです。オンラインではとりあえず試聴してみようという気軽な気持ちで参加することで、少しずつ自分の軸が定まり、何を基準に企業を選べばいいのかわかってきました。その中でもダイバーシティを大切にしている企業に興味を惹かれました。障がいの有無だけではなく、ジェンダーや国籍の枠組みを取り払い、幅広い視野を持っている企業かどうかを、事業内容よりも重視して確認していました。また、面接対策では、いろいろな話を小出しにするのではなく、物語に一貫性をもたせて話すように努めました。例えば、今、通っている学校に私が初めて視覚障がい学生として入学したので、先生たちにきちんと障がい内容を伝える必要があったり、大学生活を通してどのように自分のことを伝えていたか、その話を軸に話をまとめていきました。そうすることで周りとのコミュニケーション能力や目標に向かう行動力をアピールできたと思っています。

就活を振り返って

最初は何から始めればいいかわかりませんでしたが、インターンや会社説明会に参加することで自分の軸が定まり、企業姿勢に共感できる企業に絞り込んでいきました。また、働き始めてからのことを考えて、障がい内容を的確に伝えることにも力を注ぎました。

就職活動 成功のポイント!

・多くの会社説明会に参加し、自分なりの企業選びの軸を定められた点
・働きやすい環境のある企業という観点からダイバーシティをキーワードに企業を選んだ
・自己PRでは、物語性をもたせて具体的な事例を挙げながら自分の強みを伝えた

後輩へのアドバイス

就職して働く中で、自分と企業との間に、大切にしているポイントにズレがあれば、働く意欲にも影響するので、就活中に見極めてください。そのためにも情報を収集して企業研究をしてください。

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