色々な情報がある中で、客観的に自分を分析できるようにしました。キャリアセンターにもアドバイスをもらいながら、自分の年表を作成して就活でよく聞かれる項目「強み」「長所」を軸に、付随するエピソードや出来事をつなげていくようにしました。学生時代にやってきたことがたくさんあり、最初はすべて書類に書くようにしていました。しかし、本当に伝えたいことややりたいことがぼけてしまいました。そこで、一度整理をして簡潔にひと言で表せるように工夫をしていきました。また、目立たせる工夫として、「」などを効果的に使って読みやすさを意識しながら強調させるようにしていました。面接対策では、オンライン・対面に関わらず、自分が主導で話せるように意識し、笑顔を絶やさないように心がけていました。対面時には熱意を伝えるために、ジェスチャーを普段より多く大きめに行うようにしていました。おかげで、緊張もほぐれ、人事担当者からは「リラックスしている」と評価をうけました。また、車いすで面接に臨むので、身だしなみには注意していました。障がいへの配慮については、日常生活で困っていることを素直に伝えていました。

学生時代に講演活動などを行ってきた経験から、会社制度の改革や広報活動に携われる仕事をしたいと考えていました。さらに、自身も障がい者として働くため、障がい者の採用窓口となれるような仕事もしたいという思いを持って就活をしていました。

・就活の時は、「短く」「伝わりやすく」「丁寧に」を意識して行いました
・自分の伝えたいことは簡潔にワンフレーズで言い表せるようにしましょう
・友達とのつながりは大切にし、情報共有をしたり、励ましあうなどしていました

「コンプレックスは才能の裏側」という言葉があるように、障がいも含め自分を偽らずにありのままで臨むようにしました。就職活動では、迷うことも多くありますが、ぶれないことが大切だと考えます。