先輩の就活体験談

「就職活動は慣れることが大切です」


2014年卒

国際教養学部
内定先業界:情報・通信
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 40
選考に進んだ企業数 20
就職活動開始時期 2012年10月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

私が就職活動をした上で一番心に残った思い出は、最初に参加した企業の面接で失敗したことです。初めての面接は、まだ就職活動を始めたばかりでした。あまり面接の練習や企業研究をしておらず、面接の質問にも答えることができませんでした。もちろん面接は落ち、自分の就職したい企業が一社減っただけではなく、時間を取ってくださった面接官の方にも申し訳ないことをしてしまいました。そして、面接の練習や企業研究が、就職活動において重要であると感じました。

ハンディをどのように乗り越えましたか?

私は先天性の下肢障がい者です。ですので、一日に長距離の移動をしなければならない数社の説明会や、面接はできません。そこで私は就職したい企業を数社決め、そこで必ず就職できるように10月から細かい予定を組みました。就職したい企業は3月ごろに面接があったので、それまでに他の企業での面接や筆記試験を自分のペースで何度も参加し、ほぼ確実に通るように準備しました。一週間に4日就職活動をするとして一日1社でも、ひと月に16社も面接や筆記試験に参加することができます。自分があまり行動できないなら、予定を完璧に把握して自分に合った就職活動をすることが大切です。

サーナを利用して良かった点

私がサーナを利用してとてもよかったと感じた所は、毎回のフェスタで就職・転職相談コーナーがあったということでした。エントリーシートや履歴書の内容にもつながる、自己PRや志望動機などを相談させていただきました。ただ聞いたことに答えてくれるだけではなく、プラスのアドバイスもたくさん頂けるのでエントリーシートなどの内容が、より濃いものとなりました。企業訪問も大事ですが、自分が考えたことを就職活動のプロの方に聞いていただくこともとても大事だと思います。フェスタなどに参加した時は就職活動で困っている事などを一度相談してみてください。必ず良い方向に向かうと思います。

後輩への応援メッセージ

就職活動は質も大切ですが、数をこなすことがとても大切だと思います。例えば、何度も練習して一つの面接を受けるよりは、面接数を増やしていくことなどです。練習も大事ですが、まずは面接の空気に慣れていなければ通るものも通りません。最初のうちは面接の独特の空気に呑まれ、うまく答えることができないと思います。しかし何度も面接を受けることで、緊張も良い意味でほぐれ、しっかりと答えることができるようになります。エントリーシートなどの書類も同じです。何度作りなおしても企業に送らなければ通るものも通りません。この様に就職活動ではまず行動して下さい。失敗すれば、それを次に活かせば良いのです。そうすれば必ず良い方向に向かっていきます。就職活動を行う中で何度も失敗するかもしれません。しかし、それに負けずにがんばることができれば、必ず就職活動は成功すると思います。皆さんが、自分が納得・活躍できる企業に就職できることを祈っています。がんばってください。

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