自己分析については、過去を振り返りモチベーションが上がったことと、下がったことを、年表にして書き出したり、遊び感覚でMBPI性格診断も使いました。それにより志向性が判明するなど、「自分」というものが客観的にわかりました。自己分析と同時に企業選びも進めましたが、その時の基準としたのが、私が障がい者ですから人々の健康に貢献できて、いろいろな仕事に挑戦できる企業という点。就活の中でも力を注いだのがエントリーシート作成と面接対策でした。まず、エントリーシートは、伝えたいことを箇条書きにして洗い出し、一番伝えたいことを最初に持ってくる、簡潔に書くことを意識しました。自分だけでなくバイト先の先輩方にも見てもらったり、キャリアセンターの先生にも添削してもらいました。面接はWebでしたので、少しでも映りをよくする工夫を施しました。部屋が少し暗かったのでライトを買ってきて明るくしました。またキャリアセンターの先生に何回も面接練習をお願いしました。「話すのが速い」「縮こまりすぎる」といった指摘を受けながら何度も練習して良くなるなど、「対話力」を磨きました。

就職活動は、自分自身を振り返り、企業の事業内容などを調べられる貴重な時間でした。こんなに自分をみつめる機会はそうそうありませんから有意義でした。また、面接も初めは緊張から上手く伝えられませんでしたが、徐々に慣れるなど成長する自分を実感できました。

・企業選びの基準を自分なりに設定したので、自分に合った企業と出合うことができた
・エントリーシート作成や面接の準備を入念に行うことで自信が生まれた
・面接では失敗の原因を探り、原因を改善することで意思を上手く伝えることができた

早めに就職活動をはじめてください。そして、準備をしっかりすること。思うようにいかなくて苦しい時も必ずありますが、ポジティブに考えるように。そうすることで必ず成長できます。