自分を隠すことなく、また大きく見せることもなく、かしこまりすぎずにありのままの自分で各企業様にぶつかっていきました。私自身、就職活動を始めた時は特にこだわりも無かったので、良い意味で1つではなく多くの業界を見て活動していました。そこからじっくり考え、そして上記の姿勢に加えて自分の障がいについての事を自ら積極的に伝えていました。企業様によっては、障がい者専用のセミナーがあるので少しでも興味を持ったところは迷う事なく参加し、聞ける限りお話を伺いました。

まず、人事の方の印象です。面談から本格的な選考の終わりまでお話をさせて頂く方々であり、自分の上司になるかも知れない方々なので、限られた時間の中でいかに自分を理解していただけるか、自分と他の方への対応はどうか？など、信頼できる方かどうかを確認しました。次に、職務内容と雇用形態。自分の障がいでも全うする事が出来る、自分に挑戦、加えて自分が本当にやりたい事かどうか、安定感のある正社員かどうかをポイントにしました。

基本的に障がい者採用を行っているのは、今思えば大手企業と言われるところばかりで、そういう企業がたくさん求人募集を行い、その規模が最も大きかったのがサーナでした。数の多さから色々な業界の企業を知る事が出来ましたし、内々定をもらえたきっかけでもありました。他の方たちとのふれあい、状況を直で知ることが出来る機会でもあったので、就職活動において本当に利用していて良かったなと思いました。障がい者の方々にはぜひ活用して欲しいと思いました。

就職活動が始まる前は、「本当に自分が就職をする事が出来るのだろうか？」「どれぐらい受けなきゃいけないのか」そういう事ばかり考えていました。でも、いざ就職活動が始まって日々動いていると、寧ろ楽しくなります。もちろん全てが楽しい訳ではありませんが、色々な事を直接知る事や、多くの人と関わる事が出来るこの期間は本当に貴重だと思います。その中で自分のペースを絶対に守れば必ず良い結果に繋がると思います。自分らしくいきましょう。