先輩の意見やセミナーなどで聞いた話は、参考にはするけどそのままの方法にはこだわらないようにしていました。考え方はそれぞれのため、自分に合った方法を見つけるのが一番良いと思ったからです。私の場合、行きたいと思った企業には必ずインターンシップなどを利用して、その場所を訪問する機会を作ることをルールにしました。会社のHPなどで自分の考えに合うかなどを感じ取ることも大切ですが、実際に働く際には社内の雰囲気が自分と合っているかが大事だと思ったからです。とにかく自分らしさを大切にして就活を行い、自分なりのルールや方法を早めに決められたことが、良かった点だと思います。また、エントリーシートの内容も自分で考え、面接では緊張しないためにも事前に準備はせず、その場で答える内容について考えました。ただし学生生活においてがんばったことを聞かれた際には、一つだけですが自分なりに誰にも負けないと思うゼミでのエピソードを、就活を通して話し続けました。そうして就活に取り組み、さまざまな決断なども自分でするように心掛けたお陰で、無理せず自分のペースで進めることができました。

2月に多くの企業のインターンシップに行ったことで、エントリー方法など、企業から案内をいただけました。エントリー時にはすでに人事の方と顔見知りになっていた企業もあり、良いスタートが切れたお陰で、早期に第一志望の企業から内定をいただくことができました。

楽しみながら仕事がしたいと思っていたので、面白そうだと思う事業を行っている企業。自分が好きなジャンル、持っている知識を活かせて、最先端技術に携われる業界。一人暮らしがしたいと思っていたため、住宅補助や社宅などの福利厚生面です。

本当に自分に合った企業を見つけるためには、自分らしく就活を進めることが大切だと思います。また、何度か企業に質問できる機会があるので、それを有効活用し、疑問を解消するのも重要です。私の就職活動成功のポイントは、用意を万端にするのではなく、自分らしさを大切にして、その時の考えを伝えたこと。就活に関する自分なりのルールや方法を考え、自分のペースでそれを実践したこと。誰にも負けないと思える学生時代にがんばったエピソードを一つだけ用意したことです。