先輩の就活体験談

障がいの状況がわかるよう動画を作成するなど工夫しました


2020年卒

保健科学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:視覚障がい

総エントリー数 40
選考に進んだ企業数 6
就職活動開始時期 2019年03月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

面接では明るさをアピールすることを意識しました。就活スタート時、学校で行った面接練習に参加し、サ〜ナ就職フェスタなどの合同企業面談会で人事の方と話す経験を多く積むことで、面接力アップにつながったと思います。気負わず、はきはき話すことを心掛けました。また、障がいの伝え方に関しては、しっかりと事前に準備しました。できないこと、サポートが必要なことだけでなく、自分にしかできないことをアピールしました。さらに私は視覚障がいがあるので、学校の先生に相談して歩行、PC操作についての動画を作成しました。家から学校まで通う姿やPCでのプログラミングなど、1分ほどの動画でまとめました。それをノートパソコンで人事の方に見ていただきました。その他、エントリーする企業を決める際、採用活動を行っているかわからない時は「御社の事業に興味がありますが、採用活動は行っていますか」とメールを送るなど、自分から積極的に行動しました。そして提出書類を作成する際はまず結論を書き、その後にストーリーを追加して作成することを意識しました。作成した書類は就職課で添削してもらい、完成させました。

自分の就活を振り返っての感想は?

3月から就活を始め、まず業界研究を行いました。わからないことが多く、先輩に話を聞きながら準備しました。4月からは面談会で企業の話を伺い、業界を絞りました。書類作成を始めたのもその頃です。適性試験の準備を考えるともう少し早く就活を始めると良かったです。

就職先を選ぶ際のポイント

実際に企業へ訪問した際に雰囲気が良いと感じたり、視覚障がいに理解があること。仕事内容が限定されておらず、自分の興味がある分野を後押ししてくれる企業か。以前から味覚に自信があったため、自分の強みを活かして商品企画に携われる業界です。

後輩への応援メッセージ

就活はゴールではなく、継続して働いていくのが目標です。学生にとって、何がやりたいかを理解するのは難しいと思いますが、事前準備をして、興味がある業界から探していくのが良いと思います。私の就職活動成功のポイントは、面接では気負わずに、はきはきと話すことで、良い印象を持っていただけたこと。障がいがあってもできること、自分にしかできないことをアピールしたこと。動画や書類作成など、相手にわかりやすく伝えられるように工夫したことです。

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