先輩の就活体験談

自分の強み・弱みを理解し、それを面接で伝えました


2020年卒

文学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:言語障がい

総エントリー数 40
選考に進んだ企業数 12
就職活動開始時期 2018年11月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

私は作品を書くのが好きで、自分の考えを文章にすることが習慣化していたので、面接などで自分について聞かれた際にはスムーズに話すことができました。好きなことや強み、弱みを数年来考え、自分がどのような人間か、自分なりには理解しているつもりだったので、それを面接で活かすことができました。また私の場合、緊張すると障がいの症状が出てしまうため、面接でも普段の会話の延長のような感じで話をすることを心掛けました。その会社でこの仕事がしたいという軸となる志望動機があり、それ以外は考えないようにしました。そうすると緊張しないで臨むことができました。また、面接直前は自分が好きな本を読むことで、心を落ち着かせていました。お陰で、これまでに制作してきた作品についての話で盛り上がることもありました。ただ、障がいについてお伝えすることには、とても苦労しました。私の場合、外見からはわからないので、どのように説明すれば良いか、最初は戸惑いました。そこで、1枚の用紙に実例をいくつか挙げてまとめ、面接に持って行くようにしました。その結果、企業に障がいのことを理解してもらうことができました。

自分の就活を振り返っての感想は?

就活解禁まではイベントなどに積極的に参加し、とにかく情報を集めました。3月の解禁以降は、こんなに早く進むのかと思うほど活動の流れが速かったです。早期に1社から内定をいただいたことで心にも余裕が生まれ、本当に行きたいと思える数社に絞って進めました。

就職先を選ぶ際のポイント

昔からPCが好きだったので、自分の興味のあることが仕事で活かせそうな企業。障がいへの理解が深く、積極的に採用していると感じた企業。多様性を尊重する社風。しっかりと戦力として活躍し、成長できそうだと感じた企業。研修制度の充実っぷりです。

後輩への応援メッセージ

私はできないこと、配慮が必要なことを面接で企業の方に伝えました。そうすることで、企業の方も対応できるかを一緒に考えてくれました。だから、隠さずに伝えることが大切だと思います。私の就職活動成功のポイントは、これまで作品を書いてきたことで、自分なりに自分の考えを理解できていたこと。面接にはリラックスして臨み、緊張しないように普段の会話を心掛けたこと。これがやりたいという軸となる志望動機を持ち、それ以外は考えずに臨んだことです。

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