先輩の就活体験談
多くの企業、業界を見たことでさまざまな情報を収集できました
商学部
内定先業界:メーカー
障がい内容:上肢障がい
総エントリー数 | : | 25 |
選考に進んだ企業数 | : | 20 |
就職活動開始時期 | : | 2019年03月 |
最初は希望の企業が見つからなかったこともあり、いろいろな業界、企業を見るようにしました。多様な業界を見たことで、障がい者が働きやすい環境を用意する企業や、ダイバーシティに注力する企業があることがわかりました。文章だけではわからないこともあると思い、エントリー前には必ず説明会に参加し、直接人事の方と会う機会を持ちました。実際に障がいのある先輩と話す機会もあり、入社後も安心して勤務できると感じました。その後、書類を作成する際は、友人や大学の先生など数人に添削してもらいました。すると、自分では気づかなかった点を指摘していただくことができました。元々文章を書くことに苦手意識があり、言葉遣いや文章構成などについての助言をいただけたので助かりました。また、入社後のギャップをなくすためにも障がいについては隠さず、しっかりと伝えられるように準備しました。具体的に等級のことやできないこと、日常生活にはそれほど支障がないことなど、はっきりと伝えました。そのお陰か、内定後のフォロー面談では、面接官から何でも素直に自分の言葉で伝えてくれたのが良かったと言っていただけました。
最初は一般的なメディアを使い、その後障がい者に特化したメディアを中心とした就活に切り替えました。3月は企業説明会やエントリーなど、かなり忙しく過ごしました。周囲から内定の話を聞くと焦りも感じましたが、最終的には数社から内定をいただくことができました。
これまでの障がい者雇用実績と、障がいに関係なく、仕事内容や処遇などに差がないか。家族の近くで働きたいと思い、実家の近くか、すぐに帰れる距離か、転勤はあるか。複数回の面接や説明会など直接会う機会が多く、その際に感じた人事の方の人柄です。
私の場合、いろいろな企業に会い、さまざまな人事の方と話せたことが良い経験になりました。多くの社会人から話を聞けるのは就活の特権だと思うので、迷った時、悩んだ時の参考にしてください。私の就職活動成功のポイントは、書類作成時、自分だけで悩まず友人や大学の先生など複数人に添削してもらったこと。等級やできないことなど、障がいについて具体的に伝えられるように準備したこと。人事の方と話す機会を多く持ち、自分の素直な言葉で伝えたいことを伝えられたことです。