先輩の就活体験談

フェスタではとにかく企業を回り自分の興味の幅を広げました


2017年卒

文学部
内定先業界:証券・金融・保険
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 15
選考に進んだ企業数 8
就職活動開始時期 2016年03月
自分の就活を振り返っての感想は?

色々な企業を見ていくうちに、どんどんやりたいことが変わっていったので、業種を絞り込むまでに時間がかかってしまいました。やりたいことを絞り込むきっかけになったのは、5月に東京に出て、サーナ就職フェスタなどに参加したことです。いくつかの企業を見て、自分のやりたいことが決められました。それ以降は、比較的順調に、思い描いたスケジュール通りに進められたと思います。もう少し早いタイミングから絞り込みをしていれば、もう少し早く内定がもらえたのではないかと考えています。

後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

サーナ就職フェスタ以外では、最初から人事と1対1で話せる機会がありませんでした。他の合説などでは全体説明として、1対20〜30人でやるところが多く、最後に質問する時にようやく話せるくらいでした。1対1で接することで顔を覚えていただき、面接後に内容のフィードバックをしてくれることもありました。また、やはり障がい内容について細かく知った上で対応してくれるところも、障がい者専門のフェスタならではだと思いました。活動方法としては、最初は興味のない企業でも面談会などに行き、時間いっぱいまで色々と回り、幅を広げていきました。その中で興味を持ったら個別に説明会にも行くなど、積極的に色々と受けることが大事です。また、早いうちから面接を受けることも必要です。学校でやる模擬面接などとはやっぱり緊張感が全然違うので、本番慣れしておくと良いと思います。履歴書については、ポイントを箇条書きにしたものを用意して覚えておき、面接の雰囲気で言い方を変えていったり、面接中に時間配分などを考えながら、伝える内容を決めたりしました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

私は地方出身ですが、東京にも積極的に行くようにしました。色々なところを見て回りました。地方出身だと地元志向が強い場合があると思いますが、それにこだわらず、色々な企業を見ようと思いました。転勤も特に問題がないことを人事担当者にも伝え、実際に全国転勤のある企業も受けるようにしたら、受けられる企業の幅が広がりました。勤務地にこだわりすぎなかったのが、良い結果になったと思います。

後輩への応援メッセージ

自分を知ることが大事だと思います。何ができるか、できないかを知って、それを伝えるようにしていくと、次第に自分がやりたいことが見えてきました。障がいによってできないと思い込むのではなく、できることを考えないと、自分がやりたいことも見えてこないと思います。また、自分のイメージで会社を決めつけないことも重要です。例えば通信業界は理系のイメージがあり、文系なので採用されることはないと思っていましたが、文系の人も普通に採用されていると初めて知ったこともありました。自分の思い込みが選択肢を狭めてしまうので、選択肢を広げるためにも、思い込みで動かないようにすると良いと思います。

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