先輩の就活体験談

「やりたい職種に向けて懸命にアピールしました」


2015年卒

建築学部 女性
内定先業界:サービス
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 4
選考に進んだ企業数 2
就職活動開始時期 2013年05月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

私の希望職種は障がい者用採用では数少ない方でしたが、あきらめずに探しました。ひとつのガイダンスで希望する企業が1、2社しかない状況でエントリーしましたが、不採用通知が来たので「障がい者採用のルートをあきらめた方がいいじゃないか」と思うほど不安でした。でも数少なくてもその職種につきたいほど好きですので、人に負けない自信や情熱を持ってます。それを一生懸命伝えようとしていたのが採用されるきっかけになったと、後から採用担当の方から教えていただきました。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

一番大事なのは障がいによってできないことやどんなサポートが必要なのか、その原因を説明できるようにしないといけません。自分の場合は高さの調節できる椅子や机を希望していましたので、一般の高さの椅子や机だと、椅子にのぼる姿勢が如何に腰への負担がかかるのか、机の高さはどういう風に肩に負担かかるか、というような内容をちゃんと説明できるようにしました。その結果、採用担当の方に理解してもらい、似たような場合の対応もいろいろ考えてくれました。さらに、志望動機をきっちり述べられるように、できるだけ自分の企業理解や情熱を伝えることはとても重要だと感じています。

サーナなどを利用して良かった点

ウェブ・サーナ経由の就職活動は、障がいを理由に断られて挫折しなくて済むのでとても助かります。就職フェスタでは、学校からの紹介や自分の情報収集だけでは知ることが出来なかった企業と出会えるため、思っていた以上に可能性が広がります。自分は最初から職種をきめていましたが、まだやりたいことについてよく分からない人にはとてもおすすめです。さらに、フェスタ会場では相談コーナーが設けてあり、その場で不安を解消できるなど、安心できる就活環境だと感じました。

後輩への応援メッセージ

就活はただでさえ大変の上、障がいがあるとなおさら自信がなくなってしまうこともあるでしょうね。もちろん「自信を持ちましょう!」と言われてすぐ自信満々になれるわけはありません。でも就活を通して、自分のやりたいこと、得意不得意、できることできないことなど、より自分を理解することで少しずつ変わっていくチャンスでもあると思います。就活をシビアに考えずに、ゆっくりとがんばっていくことで緊張感がほどけていくと思います。就活に向けてがんばりましょう。

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