先輩の就活体験談
「一生に一度の経験、それが就職活動です」
人間学部 男性
内定先業界:情報・通信
障がい内容:視覚障がい
総エントリー数 | : | 25 |
選考に進んだ企業数 | : | 4 |
就職活動開始時期 | : | 2014年12月 |
解禁前から就職活動の準備を始めました。そのおかげで、実際に就活がスタートしてから余裕をもって企業選択をするができました。昨年の12月から学校での就活養成講座に出席したり、新聞を読んで知識や情報量を増やしました。自己分析に関しては、自分が思いつくことを書き出して、それを整理して自分の強み、自己PRなどを文章化し、就職課の先生に添削していただきました。また、自分の長所などを書くのに、友達からの意見などを参考にしました。それらの準備をしていたため、3月からすぐにサーナ就職フェスタなどの合同企業面談会に参加し、人事の方と面談をしてスムーズに情報を集めました。
まずは面談や面接時の人事担当者の対応です。自分を正当に評価してくれているか、人事の方の対応はポイントとなりました。障がいについてだけでなく、自分の内面をみてくれた企業があり、心が動かされました。その企業から内定をいただくことができたので、とても嬉しかったです。また、雇用実績も重要なポイントでした。入社後の自分をイメージして、自分と同じ障がいの方がやりがいを感じながら仕事をしていると、安心して入社してできると思いました。その他、仕事に対して、障がいの有無にかかわらず、本人のスキルなどを評価してくれる会社を選びました。
戦略を立てて、就職活動を行ったことが成功のポイントだと思います。面接や書類など、一つひとつの細かいところではなく、就職活動全般において戦略を練りました。もちろん、企業ごとに語る内容は異なりますが、それらの企業ごとではなく、就活全体を通して、人事の方との対話の仕方や自己アピールをどのようにしていこうかを考えました。もちろんうまくいかずに落ち込むこともありますが、モチベーションを保てるように前向きにとらえ、「よし、次にがんばろう」と気持ちを切り替えるようにした。
一生に一度の経験、それが就職活動です。そのため、楽しむ気持ちを忘れないことが大切だと思います。真剣さはもちろん必要ですが、ずっと力を入れて取り組むと、心が休まる時間がなくなってしまいます。オンオフの切り替えが大切だと思います。友人と遊んだり、自分の趣味の時間を作ったり、とにかく溜め込まないようにしました。就職活動を行うことは、社会人になるための準備だと思うので、就職活動でくじけてしまったら、実際に入社してからもっとつらくなると思います。だから前向きに取り組めたと思います。とにかくマイナスに考えず、多少楽観的な気持ちをもつことが大切です。