先輩の就活体験談

「幅広く企業研究をした方が良いと思います」


2016年卒

工学部 男性
内定先業界:マスコミ
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 11
選考に進んだ企業数 10
就職活動開始時期 2014年12月
自分の就活を振り返っての感想は?

自分自身の就職活動に関しては、割とスムーズに進んだかと思います。就職活動の開始時期変更についても、自分の場合は早めに準備を進めていたので対応ができました。むしろ、企業の採用担当の方たちが対応に苦労されていたみたいで、申し訳なかったです。就活を早めに開始するメリットは、面接を受ける回数が早い段階で多くなることです。後半になるにつれてだんだんと緊張することなく面接に臨むことができるようになってきました。

就職先を選ぶ際のポイント

会社の規模によって違いはあると思いますが、企業によって障がい者採用と一般採用で雇用形態や仕事内容、初任給などの条件に違いを設けているところがあります。自分はそういった企業ではなく、障がいの有無に関係なく同じ待遇で採用していただけるところを希望しました。また、私は実際に企業の人事担当者と会える面談会を大切にしているため、基本的には面談会で訪問した企業にエントリーしました。さらに、そこの製品が好きなど、自分が興味を持った企業、積極的に海外進出をしている企業を選びました。やはり、国内だけの市場では規模が小さくなってしまうので、グローバルな展開をすることはこれからの企業には必要なことだと思います。

後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

就職活動を始めた当初は、内定をいただいた業界とは違う業界を志望していました。しかし就活を進めていく中で、色々な業界に興味が湧いてきました。そのため、これから就活を始める方には、志望してないからといって自分の興味のある企業ばかり調べるのではなく、幅広く積極的に企業研究をした方が良いと思います。それと面接では、企業の人事担当者に障がいの内容について、しっかりと明確に伝えました。サーナ就職フェスタなどは障がい者雇用に理解のある企業側が出展しているので、向こうから質問をしていただけると思います。

後輩への応援メッセージ

就職活動を始めたばかりの頃に、大学の就職課に行くと「自己分析から始めましょう!」としきりに言われます。でも、私自身の考えとしては就職活動を進めていくうえで、あまり自己分析に時間を取りすぎないことが得策だと思います。自己分析に取り組む前に、まずはインターネットで企業研究をするなどの方がむしろ大切かと思います。そして、その中で自己分析をした方がはるかに効率的でしょう。まずは、自己分析はほどほどに。自身の進みたい道を見つけることに専念してください。

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