先輩の就活体験談

「自分がこれだけは負けない、という部分をアピールすることが大切です」


2016年卒

外国語学部 男性
内定先業界:サービス
障がい内容:視覚障がい

総エントリー数 12
選考に進んだ企業数 4
就職活動開始時期 2015年03月
後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

自分の障がいのことを、企業にできるだけわかっていただけるようにしました。サーナ就職フェスタなどの合同企業面談会では自分のことを直接アピールするなど、実際に会うことにこだわりました。そのため、エントリー時には企業から求められた履歴書などの書類のほか、自分の障がい内容、できること、できないことを記した自己紹介書を必ず渡すようにしました。現在の自分を理解していただける書類を渡すことで、入社後の自分をイメージしてもらえるように努めました。また、自分と同じ障がい内容の方から経験談などを聞きました。

就職先を選ぶ際のポイント

長く勤務するためにも、待遇面、雇用形態などの条件面。また、できれば語学力を生かせる仕事に就きたいので、グローバルに事業を展開する企業。さらに面接などでは自分がみられるだけでなく、企業の方がどんな対応をしてくれるかもポイントとしました。企業発見に利用したサーナの情報は非常に助かりました。企業情報の検索機能はもちろん、メルマガで新規にアップされた企業やおすすめの企業がわかるので、検索しなくても企業を探すことができました。また、掲載企業数も多いので、とても参考になりました。サーナ就職フェスタで感じたのは、スタッフがとても丁寧だったことです。他の就職イベントや合説と違い、サーナのスタッフは参加者にきちんと気を使ってくれている感じがしました。

就職活動の成功のポイントは?

教員採用試験の場合、面接の質問はほぼ決まっていて、模範と呼べる回答がありました。でも、企業の面接では人によって異なります。そこで、「自分らしさ」をアピールするためにも、敢えて面接練習をしないことを心掛けました。自分が予想していない質問に対応できなくなってしまうからです。もちろん、企業研究はしていきました。でも、企業研究が必要な質問は、志望動機くらいなものです。それよりも、短い面接という限られた時間内で、いかに自分をアピールできるかが重要だと思います。そのため、自己分析に非常に時間をかけました。そして、自分をいかに理解してもらうかを考えました。

後輩への応援メッセージ

障がいのことを隠さずに、でもあまり「できません」ということばかりをアピールしないことが大切です。自分が作った「自己障がい紹介書」など、みなさんも作った方が良いと思います。選考に落ちても、「縁がなかった」と諦めることです。企業が、自分に興味をもってくれたとしても、障がいによっては仕事を用意することができない場合もあります。それは、自分の評価が悪かったわけではありません。私の場合、自分の語学力で勝負ではなく、自分の人格で勝負したのが良かったと感じています。自分のアピールポイントは「積極性」でしたが、自分がこれだけは負けない、という部分をアピールすることが大切です。

ページTOPへ