先輩の就活体験談

「就活とは、頑固にならずに強気に立ち向かうことです」


2016年卒

工学部 男性
内定先業界:メーカー
障がい内容:精神障がい

総エントリー数 48
選考に進んだ企業数 38
就職活動開始時期 2015年03月
就職活動の成功のポイントは?

面接は企業が私たちを選びますが、同時に私たちも企業を選ぶ場でもあります。内定は巡り合わせです。「これまで経験してきたこと」イコール「人生」に無駄なことなんて一つもなくて、何でも次に生かせると思います。何十という企業を受けて、落ちることもあります。でも、そのすべてが無駄になるわけではありません。すべて自分の経験値にするということが大切です。それが、今回の成功のポイントだったと思います。就職活動で訪問した場所、自分の知らない街並みに出会うことも、良い経験になりました。また、事前準備はとにかく大切だと思いました。面接では、その時までに用意したことしか披露できないので、事前準備を必ずしました。その他、先生など周囲にいる頼れる人はすべて協力していただきました。

後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

面接練習をずいぶん前から行いました。卒論を担当している先生に訓練していただきました。先生から相手の言っていることを正しく理解する「質問力」の話を伺い、磨きました。お蔭で、相手の質問を理解できるし、自分からも質問できるようになりました。「コミュニケーション」とは質問をし合うことだと理解し、それができたから面接がうまくいきました。私は障がいのため、暗記が苦手です。意識していないとすぐに忘れてしまうことがあるので、常にメモをかかさないようにしました。説明会からあらかじめメモを取り、面接時に「質問はありますか」と聞かれると、「メモを見ても良いですか?」と断り、メモを見ながら質問しました。それが良かったと思います。

自分の就活を振り返っての感想は?

就活の期間的には早くも遅くもありませんでした。就活を終えたのが8月頃でしたが、それまでにかなりの回数の面接に行ったため、期間は短いながらも、かえって手間はかかりました。まずは自己分析から始め、「自分が何をしたいか」「自分の得意なこと」「不得意なこと」を考えて、それができてから企業を探しました。その後は、面接練習をしつつ、エントリーシートを多くの企業に送りました。

後輩への応援メッセージ

周囲の大人たちが頼ってよいと言ってくれる機会、それが就職活動です。そのため、とにかく頼ることが大切。頼れる時に頼ることは恥でも何でもありません。他の方からアドバイスを受けることは大切です。他の方からのアドバイスを受けることが苦手な人も多いと思いますが、それを克服することです。そして、やっぱり経験することです。自分たちは固定観念にとらわれがちなので、様々なものを見る習慣をつけるようにしましょう。頑固にならずに、強気に立ち向かう。自分が準備したこと、工夫したことはきっと自分の強みになります。

ページTOPへ