私は一番最初にエントリーした会社の選考が通り、そのまま内定に進みました。その後に2社エントリーしましたが、まずエントリーした会社が少なかった、というのがスムーズに進んだ理由の一つだと思っています。もし短期間で何社もの会社を受けていたら、予定が重なってしまうこともあり、一つひとつの会社を調べる時間が短くなってしまいます。そうなるよりはエントリーする会社を少なくし、1社の会社を時間をかけて調べました。

学校の先生に何度も面接練習に付き合っていただき、履歴書に書く内容にも何度も修正を加えました。面接では笑顔を絶やさないことと、返事はハキハキと答えることを第一とし、臨みました。会社選びでは、まず自分自身でその会社の説明会に行くのはもちろん、その会社の評判や、友人がその会社の説明会に行ってどう思ったかについて情報交換をしました。その後、その会社が自分に合っているか、自分の力を発揮することのできる企業かを考えて選びました。

まずは勤務地です。東京に住みたかったため、勤務地が東京である企業を選びました。また、その会社にしかない制度があったこと、自分が学んできた技術を活かせる仕事もポイントにしました。サーナを利用すると、通院への配慮や保険制度など、障がいに対する配慮や気遣いがしっかりしている企業を探すことができました。一般採用でも何社か受けましたが、サーナ就職フェスタなどを利用することで、通常よりも自分の能力を発揮できると感じる会社に出会うことができました。

何社もの会社を受け、何度も選考に落ち続けると自分に自信を失ってしまうことがあるかもしれません。私の友人でも自信がなくなっていく人が何人かいました。しかし、日本にはいくつもの企業があるので、いつか必ず自分に合った、自分の力を生かせる会社がみつかります。就職活動における面接練習の際は実務経験を積んでいる学校の先生に指導をご教授いただくことが一番の近道だと思います。様々な業界、職種のお話を伺えるのは就活生の特権ですので、いろいろな会社に挑戦してみてください。