先輩の就活体験談

「自己分析をしっかりと行うことが大切です」


2016年卒

工学部 男性
内定先業界:メーカー
障がい内容:体幹障がい

総エントリー数 25
選考に進んだ企業数 7
就職活動開始時期 2014年11月
後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

自分が少しでも興味を持った企業にはとにかく会社説明会(合同説明会ではなく各企業で行われる説明会)に行きました。これは、自分の一生を左右する会社の選択を、直接確かめずに決断するのは絶対によくないと思っていたからです。そしてこれにより、雰囲気や経営者の考え方など、ホームページ等ではわからないことが明確になりました。このことで、自分のイメージとは違い、選考に進むのをやめた会社もありました。また、企業研究で思った疑問を直接質問することで解決され、より濃い研究ができました。説明会で得た情報をまとめ、企業が求める人物像を自分なりに考え、その企業で合った自分の強みを面接等で伝えました。

就職活動の成功のポイントは?

第一は、やはり自己分析をしっかりと行ったことだと思います。活動前は自己分析などしてこなかったため、自分自身の魅力がよくわからず、本当に自分は就職することができるのだろうかと不安に陥ったこともあります。しかし、大学生活のことはもちろん、それ以前の生い立ちの中で結局何をがんばってきたのか、それらを成し得たのはどのような能力があったためなのかを順に自己分析をしていくと、段々と自分の魅力に気づき、自信がついてきました。次に企業研究です。この一番重要な点は自己分析で理解した自分の能力を企業が求めているかどうかです。私はこれが一致している企業に、エントリーシートや面接でどんどんアピールをしていくことで内定を勝ち取りました。

就職先を選ぶ際のポイント

障がいの有無に関係なく、他の方と変わりない働き方や待遇、昇格等ができること。これは障がいがあるからといって配慮はあったとしても差別のようなことは絶対に受けたくなかったためです。また、自動車通勤が可能である会社をなるべく選びました。その他、会社の規模がなるべく大きいことも重要な要素でした。サーナには多数の求人情報があり、それぞれの企業ごとに障がいへの配慮や環境等が詳しく書かれており、とても参考になりました。また、定期的に開催されるサーナ就職フェスタでは人事担当者が1対1で面談できたため、自分の症状等をしっかりとお伝えすることができました。就職相談やアドバイスを受けることもでき、とても助かりました。

後輩への応援メッセージ

就職活動は自分の一生を左右する、とても大切な機会です。ネットで集められる情報も大切ですが、まずはその企業まで実際に訪問してください。社員の方の話を聞いたり、質問することで初めて自分の適性に合う企業かを判断できます。しかし、何でも一人の力でやろうと思ったら大変です。先輩や大学の就職活動支援施設を遠慮せずに利用してください。自分一人では、内定がなかなか決まらない時、心が折れてしまうかもしれません。そんな時、周囲の人達からのアドバイス等が心の支えになるかもしれないので、恥ずかしがらずに利用してください。

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