先輩の就活体験談

「就活はできることに全力で取り組むことが大切です」


2016年卒

経済学部 女性
内定先業界:証券・金融・保険
障がい内容:上肢障がい

総エントリー数 20
選考に進んだ企業数 10
就職活動開始時期 2015年01月
後輩にぜひ伝えたい就活体験は?

就職活動を始めた頃は、一般採用と障がい者採用の両方に取り組んでいましたが、一般採用と待遇が変わらず配慮していただけるならと考え、障がい者採用一本にシフトしました。その中でも、勤務地と一般採用と待遇に差がない点を私の譲れない点として、就職活動をを進めました。また、私は地方に住んでいる為、どうしても交通費がかさんでしまいました。そのため、同じ地域にある企業の面接や説明会への参加を1日にまとめるなど、少しでも交通費を抑えようと工夫しました。

自分の就活を振り返っての感想は?

私は、4回生の5月〜6月の数週間、教育実習が控えていたため、その間は就職活動ができず、他の人より後れを取るのではないかと不安でした。しかし、このことを企業の方に相談すると、どの企業の方も配慮して下さったので、教育実習と就職活動の両立をすることができました。もし、配慮して下さらなかったら、私の就職活動のスケジュールは崩れてしまい、満足のいく結果は得られなかったと思います。また、複数の障がい者採用を支援するホームページに登録して、多くの人に相談に乗ってもらったり、自己PRを添削していただいたりしました。

就職活動の成功のポイントは?

嘘をつかないことと、全力を出し切ることだと考えます。人事の方をはじめ、採用に携わる企業の社員の方は、やはり人を見るプロです。そのため、普段の自分と違う自分を演じたり、嘘をついたりするとばれてしまいます。本当の自分とは違う自分を演じて内定を頂いたとしても、その姿のまま仕事を全うできるとは考えられません。全力を出し切ることは、後悔しないためです。結果が残念だったとしても、あの時あんなに頑張ったから後悔していないと思えるためには、その時にできることに全力で取り組むことが大切だと思います。

後輩への応援メッセージ

何事も早めの準備が大切ですが、就職活動においても同じことが言えます。障がい者採用は、周りに詳しい情報を持っていて相談に乗ってくれる人も限られています。大学のキャリアセンターの人にも限界があります。なので、障がい者採用のプロに力を貸していただくことがベストだと思います。サイトに登録したり、電話がかかってきたりするのは、最初は緊張しますが、後は慣れるだけです。また、積極的にセミナーやサーナ就職フェスタに参加して情報を得て、考え方を広げることも重要です。地方の方は交通費がかさみます。しかし、それも自己投資だと思って、ケチらず投資してください。本当の自分で全力を出し切って、就職活動を頑張ってください。

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