私は、自己PRにこだわりました。なぜかと言うと、自分の良いところや自分が改善しようと思っているところなどを会社に伝えることで、会社側もどういったところに配慮したら良いのかわかるし、自分も発言することでさらに直さないといけないところが改めてわかるからです。また、工夫した点としては、企業から質問される内容の中で基本的なことは同じなので、あらかじめ聞かれた時の対応を考えておくとすらすらと話すことができたことです。自分のこだわりは人それぞれですが持っておくべきです。

初めて私がサーナ就職フェスタに参加したのは、3月のことです。最初はどこに行けば良いのかわからず、とりあえず業界や職種などにはこだわらないで、時間が許す限りブースを回りました。どの企業も社会に出ていない私には、とても興味深く訪問することができました。有名企業でも、知らないことや事業展開などたくさんのことを聞くことができました。今思い返すと、多くの企業を訪れたのが成功のポイントだと思います。

障がいのある人にとっては切り離せない障がいへの配慮、勤務地と通勤時間をポイントにしました。企業研究や企業発見にサーナ就職フェスタを利用して良かったことは3つあります。1つ目は、業界、職種に関係なく多くの企業が参加していることです。どこから回るか迷いました。2つ目は有名な会社が参加していることです。あまり会社名を知らない私でも半分くらいは知っていました。そして最後に、何度も参加することで面談した会社の方に覚えていただけることです。

私はやりたいことが見つからず、途方に暮れていていました。そんな時にサーナ就職フェスタで内定をいただいた企業のブースに入りました。そこでは、私が考えていた通りの回答を聞けたので選考に進みました。考えていたとおりというのは障がいの配慮や勤務地など、私が企業選択の軸として考えていたポイントと合致したことです。皆さんもやりたいことがないというのであれば、まずはサーナ就職フェスタで時間が許す限りたくさんの企業を訪問してみてください。きっと自分の思った通りの会社が見つかるはずです。がんばってください。