先輩の就活体験談

「たくさんの企業に出会ってください」


2015年卒

理学部
内定先業界:サービス
障がい内容:下肢障がい

総エントリー数 20
選考に進んだ企業数 20
就職活動開始時期 2013年12月
後輩にぜひ伝えておきたいあなたの就活体験は?

就職活動の方法は人それぞれだと思います。私は合同企業説明会や合同面談会と言った、一度に複数の企業と出会える場を積極的に活用しました。私は最初、自分が何をやりたいかがはっきりしていませんでした。ですから、合同企業面談会で多くの業界の話しを聞き、最初に働きたい業界や業種をはっきりとさせました。そこから先も合同説明会などを活用しました。1社でも気になる企業があったら参加するようにしていました。そこで、他に気になる業界、業種の企業をチェックし、そこでも話しを聞くようにしていました。合同面談会などで話しを聞き、実際に選考を受けようと考えた企業は、個別の説明会に参加しました。最初から気になる企業の単独の説明会に行くのも良いですが、多くの企業に出会えるこの手段も良いと思います。

就職活動の成功のポイントはなんですか?

自己分析だと考えます。自分が何をしたいのか、自分に何ができるのかをしっかりと考え、理解することが最も大切だと感じました。「何をしたいのか」はすぐに見つかるかと思います。「何ができるのか」に関しては私は逆に何ができないかを考えました。障がいのため、健常者と全く同じように働けるとは考えていません。できないことは企業の方にしっかりと伝える必要があります。障がい者に対して理解のある企業ですと、企業の方から質問してくれることが多く、そこで包み隠さずに伝えることが大切だと考えます。実際に働いてみて「できませんでした」では自分も企業も不幸になるだけです。「何ができるのか」に付随しますが、自分のセールスポイントや学生時代に打ち込んだことは、はっきりとさせておくことも大事だと思います。就職活動中にこれらの話しをする機会はとても多いので、しっかりと話せるようにするべきです。

活動でハンディを感じた点は?またそれをどのように乗り越えましたか?

私は就職活動を始めた頃、健常者の人たちと同じ就活サイトを使っていました。合同説明会も健常者の方と同じ物に参加していました。しかしながら、就職活動を続けていくうち障がいがハンディになっていることがありました。そんな中でウェブ・サーナに出会いました。ウェブ・サーナで就職フェスタや就活チャレンジといった合同企業面談会を知りました。ここでお会いした企業は障がいに対しての理解があったため、障がいがハンディに感じることはなくなりました。

後輩への応援メッセージ

就職活動は大変だと思います。障がいのことで悩むこともあると思います。障がいが理由で自分のやりたいことを諦めなければならないこともあるかも知れません。ですが、諦める必要がない場合だってあります。私はサービス業をめざし、就職活動をしてきました。中でも接客がしたいと就職活動をしてきました。しかしながら、脚の障がいを理由に就職活動は難航しました。そんな中、私はウェブ・サーナを利用して、窓口にて接客をさせて頂ける企業と出会うことができました。就活の際は自分のやりたいこと、出来ること、出来ないことをしっかりと考えることが大切だと思います。もしかしたら自分のやりたいことを諦めなければならないかもしれません。ですが簡単に諦めず、何か方法はないかを考えてみてください。一人で考えても良い案が思い浮かばなかったときは、周りの人に相談してみてください。案外、諦める必要なんてないのかもしれません。後輩の皆さんが、自分の納得のいく仕事に就けるよう応援しています。

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